ここでは「看護師の起業を成功させるまでの道のり」を15ステップで、具体的に、どこよりも詳しく徹底解説します。
まずは、この記事に興味を持って頂きありがとうございます。
おそらく、あなたは「看護師の起業」といったキーワードでGoogle検索をして、この記事に辿り着かれたかと思います。
その上で、以下をご覧ください。
- 子供の教育、家のローン、自己投資のために確実に収入を増やしたい。
- 起業、独立、開業、副業、ビジネスという言葉に興味がある。
- SNSや広告で流れてくる怪しいビジネス・副業はやりたくない。
- 訪問介護やデイサービスなど、医療関係以外の仕事で看護師スキルを活かしたい。
- 「看護師の起業」でGoogle検索しても、ありきたりのビジネスモデル、個人事業主とは何か?起業のメリット・デメリット、資金調達の方法!みたいな情報ばかりで参考にならない。
もし1つでもピンとくるものがあれば、この記事に書いてあることを試して頂ければ、あなたの理想に向けて何かしら気づきや変化を起こせるはずです。
是非最後まで読んでみてくださいね。
目次
- 1 看護師の起業を成功させる15ステップ
- 2 ステップ1:自己分析を行う
- 3 ステップ2:ニーズをリサーチする
- 4 ステップ3:ペルソナを設定する
- 5 ステップ4:コンセプトを作る
- 6 ステップ5:モニターを集める
- 7 ステップ6:SNSアカウント・ブログを作る
- 8 ステップ7:まずは投稿してみる
- 9 ステップ8:SNSなどでシェアする
- 10 ステップ9:反応を分析する(飛ばしてもOK)
- 11 ステップ10:LINEの登録を促す
- 12 ステップ11:メルマガも案内する
- 13 ステップ12:LINE・メルマガで価値観を発信する
- 14 ステップ13:セミナーやワークショップなどを開催する
- 15 ステップ14:自分の商品・サービスを販売する
- 16 ステップ15:口コミを集める(紹介を生み出す)
- 17 何から始めれば良いの・・・と思ったら?
- 18 まとめ:看護師の起業を成功させるロードマップ
看護師の起業を成功させる15ステップ
では早速、看護師の起業を成功させる15ステップについて解説していきましょう!
ビジネスの目的は様々ですが、最終的には「あなたの商品・サービスを購入してもらうことで売上を上げること」です。
ここがズレてしまうと、いくら強い想いがあっても、ビジネスはうまくいきません。
だからこそ、今回は「売上をあげること」にたどり着くまでのプロセスだけをお伝えします。
聞き慣れない言葉もあるかもしれませんが、1つずつ詳しくお伝えしますね。
ステップ1:自己分析を行う
これから起業するにあたり、まずはビジネスに使える自分の強みを理解しておきましょう。
特に30代以降は、この自己分析が非常に重要になります。
なぜなら、ある程度は自分の資質を使って、仕事での経験や想い(ついでにプライド)を持っているからです。
これらの資質や経験を無視して
みたいな理由でビジネスを始めると、ほぼ失敗します。
そうならないためにも、まずは自己分析を通じて、自己理解を深めることから始めてください。
あまり難しく考えずに、これまでの経験や実績を振り返ってみてくださいね。
↓自己分析の詳しいやり方は、こちらを参考にしてください。
↓自分のタイプを知ることも重要です!
ステップ2:ニーズをリサーチする
ビジネスを立ち上げる際に
自分が好きなことをビジネスにしよう!その方が長続きしそうだし。
という考えだけで、ビジネスを始めるのは危険です。
なぜなら、ビジネスは「何を提供するか?」よりも「誰が求めているか?」の方が、圧倒的に重要だからです。
そのために、最も重要なステップの1つが「ニーズリサーチ」です。
つまり「お客さんが求めているものを、しっかり把握しよう!」ということですね。
リサーチを正しく行うことで、ニーズに合わせたサービスや商品を開発することができます。
では、具体的に何をリサーチすれば良いのでしょうか?
要素は沢山ありますが、最低限以下のポイントはおさえておきましょう。
- 誰が、どんなことで困っているのか?
- 競合他社はどんな商品・サービスを提供しているのか?
- 今後市場は成長する可能性があるのか?
でも、リサーチってどうやってやるんですか?
という声が聞こえてきそうなので、具体的なリサーチ方法をいくつかご紹介しておきます。
リサーチの具体的な方法
1.アンケート調査
アンケートは最もポピュラーな方法ですね。
最近はオンラインツールを利用すれば、簡単にアンケートを実施できます。
アンケートを使う場合は、まずは身近な人からお願いしましょう。
また「クラウドワークス」などで、アンケートを依頼することも可能です。
その場合は、謝礼金を払うなどの方法が一般的ですね。
↓クラウドワークスで「アンケート」などと検索すると、実際にアンケート依頼をしている案件が多数見つかります。
ただし、すぐに出来るので便利な反面、回答者が本音を書いてくれず、表面的な情報回収で終わることもありますので注意が必要です。
あくまで参考情報として収集するのが良いでしょう。
2.個別インタビュー
本ブログでは、この「個別インタビュー」を最もオススメしています。
なぜなら、先のアンケートのような「なかなか本音が得られない」というデメリットを、個別インタビューではかなり払拭することができるからです。
ビジネスには答えがないのですが、唯一あるとすれば「お客さまが感じていること」に大きなヒントがあります。
それが聞けるのが個別インタビューというわけです。
直接会話をすることで信頼も得られますし、話しやすい環境を作ることができれば、本音を聞き取りやすいでしょう。
具体的な方法としては、対象者と直接会話を行い、詳細な意見や感じたことを聞き取ります。
ただし、アンケートよりも深い情報を得ることができますが、時間と労力がかかるのが難点ですね。
僕自身はもちろん、僕のクライアントも新しいビジネスを始める際は、必ず個別インタビューを実施するようにしています。これが最も確実な方法です!
3.SNSの活用
次にやりやすいのが、TwitterやFacebookなどのSNSを利用し、ターゲットとなる顧客層の投稿やコメントからニーズを探る方法です。
具体的なやり方はいくつかありますが、以下の方法が最もリサーチしやすいでしょう。
- 自分と同じビジネスをしている人(もしくは似たようなジャンル)を探す。
- その人の投稿から、お客さまのニーズを予測する。
- その人の投稿にリアクション(いいねや返信)している人のアカウントを確認して、どんなことを言っているか?調べる→自分のビジネスのお客さまニーズに近い。
ただひ、普段からSNSを使い慣れている人であればリサーチしやすいですが、意見を拾い上げる範囲を明確にしておかないと、情報が偏る可能性があります。
4.コミュニティやフォーラムなどの活用
看護師を対象としたオンラインフォーラムやコミュニティから、業界のトレンドやニーズを把握することもできます。
他では聞けないリアルな情報が得られるかもしれません。
最新の情報が得られて、ネットワーキング(人脈作り)にもなるので効果的ですが、場合によって参加費用がかかることと、イベント開催情報の把握が必要です。
5.競合分析
同じ市場や業界の競合企業や製品を分析し、自社の製品やサービスの弱点やギャップを見つけ出す方法です。
市場がニッチ(狭い)でまだ成熟していない段階では、直接的な競合が見当たらないこともあります。
市場が確立されていて分析対象となる個人、もしくは企業があれば是非分析しましょう。
ニーズリサーチは、ビジネス成功の基盤です!うまく行うと、リサーチ活動だけで収益を発生させることもできますので、手を抜かないでくださいね。
↓売れる商品を生み出すための、効果的なリサーチ方法はこちらをご覧ください。
ステップ3:ペルソナを設定する
ペルソナとは、あなたのビジネスのターゲットとなる具体的な顧客像のことです。
あなたが誰に向けてコンテンツを届けたいのか?あなたの知識や経験を必要としているのが誰なのか?の「誰?」の部分ですね。
ちなみにターゲットとペルソナの違いは、簡単に説明すると以下の通りです。
ターゲット:大まかな顧客層(例:40代、女性、専業主婦など)
- 名前:看護 ミキ
- 年齢:32歳
- 性別:女性
- 仕事:営業(働き方にかなり自由が効く、給料は歩合制)
- 趣味:人と会うこと、自己啓発の勉強、世間話
- 抱える課題:歩合制のため、収入が安定しない
- 情報収集の手段や場所:オンラインのセミナーやウェビナー、営業関連のブログやYouTubeチェンネル、同業の営業マンやクライアントからの口コミ
ペルソナを明確に定義することで、コンテンツ制作やサービス提供が効果的に行えます。
設定する方法はいくつかありますが、基本的には以下のような項目から設定します。
- 年齢や性別
- 職業や収入
- 趣味や関心
- 抱える問題や課題
- 情報収集の手段や場所
ペルソナに向けてコンテンツを作ることで、情報が読者の心に届きやすくなります。
結果として、読者が「そうそう、これが知りたかったんだよ!」とか「これって私のことだよね?」と、自分の体験として捉えるようになっていきます。
ペルソナ設定に効果的な質問
ペルソナを設定する際には、以下の質問を自分に問いかけてみてください。
- Q.あなたが助けたいのはどんな人?(自分視点)
- Q.あなたの助けを必要としているのはどんな人?(相手視点)
- Q.リサーチ結果として「誰」が「何」に困っていた?(市場視点)
あなたが助けたい!と思っていても、相手が求めていなければ意味がありません。自分の理想とニーズのバランスを取ることが重要です。
↓ペルソナ設定については、以下で詳しくまとめましたのであわせてご覧ください。
ステップ4:コンセプトを作る
コンセプトとは「何を使って?・誰が?・どうなるか?」を表す一貫した考え方です。
- 何で?:あなたの商品・サービスにあたる部分
- 誰が?:ペルソナにあたる部分
- どうなるか?:顧客体験にあたる部分
コンセプトは、設定によって集まってくるお客さんはもちろん、起業後の売り上げ規模まで変わるほど重要な部分です。
ちなみに僕は以前、コンセプト設定をおろそかにしたせいで、失敗した事業が沢山あります・・・。
また、コンセプトを設定する事でこんなメリットがあります。
- 方向性が明確になる
- ペルソナが明確になる
- 差別化の要素になる
- ブランドの基盤づくりになる
- 判断に迷わなくなる
とは言え、最初は難しく考えずに「何を使って?・誰が?・どうなるか?」を徹底して考えましょう。
今回は、コンセプトづくりの重要なポイントをお伝えしておきます。
ビジネスコンセプトを作る方法
コンセプトには、これまで説明した「自己分析」「ニーズリサーチ」「ペルソナ」の全ての要素が必要です。
それぞれをコンセプトである「何を使って?・誰が?・どうなるか?」に当てはめてみましょう。
- 何を使って?:「自己分析・ニーズリサーチ」で分かったことを当てはめる。
- 誰が?:「ペルソナ」を当てはめる。
- どうなるか?:以下で説明する「お客さまの体験」を当てはめる。
そのうえで、コンセプトの核とも言える「お客さまの体験」を考えていきます。
お客さまにどんな良いことがあるのか?
これはコンセプトの中でも、特に重要な部分です。
なぜなら顧客が求めているのは、特定のツールやノウハウではなく「ツールを使った後の体験」だからです。
はっきり言ってしまうと、あなたがどれだけ優れたスキルやツールを持っていても、お客さまには関係ありません。
だからこそ、あなたの商品・サービスを買うと一体どんな良いことがあるのか?
単なるメリット(利便性)だけではなく、感情的な体験も交えて考える必要があります。
ちなみにお客さまにとって、特に感情面で起きる良いことを「ベネフィット」と呼びます。
メリットとベネフィットの違いは、以下の通りです。
メリット:主に利便性、機能性のこと(例:高画質で撮影できるカメラのついたスマホ)
ベネフィット:お客さまの体験、主に感情面で起きる良い変化のこと(例:所有すると優越感に浸れるため、並んででも買いたいと思ってしまうiPhone)
メリットも大切ですが、ベネフィットに重きをおくことで、お客さまの心に響く情報を提供できます。
具体的なお客さまの体験を導き出す質問
お客さまの体験を考える際は、以下の質問に答えてみてください。
- Q.ペルソナが直面している問題や悩みは何ですか?
(例:ダイエットがうまくいかない。など) - Q.その悩みを、どうやって解決しますか?
(例:食事と運動のバランスが取れるプログラムを提供する。など) - Q.悩みを解決できる根拠はなんですか?
(例:栄養学、サプリメントなどの知識、など) - Q.ペルソナが悩みを解決するまでに、どんなプロセスがありますか?
(例:最初は試行錯誤しながらダイエットを試みる→提供されたプログラムに従って結果が出始める→健康的なライフスタイルを継続し、他の課題も見直し始める。など)
自分自身の経験や知識を活かし、独自のコンセプトを設定することで、長く続けられるビジネスを生み出すことができるでしょう。
↓詳しいコンセプトの決め方については、こちらを参考にしてください。
↓コンセプトを作ったら、絶対に〇〇を提示するのを忘れずに!
ステップ5:モニターを集める
コンセプトまで考えたら、次に行うのが「モニターを集めること」です。
モニターとは「試しに使ってくれる人」のことですね。
えっ?いきなりモニターを集めるんですか?
と思ったかもしれませんが、ニーズリサーチを深めて、良いコンセプトを作ったとしても、いざ販売を始めたら全然売れない・・・ということは日常茶飯事です。
だからこそ、常にテストをしながら、商品の販売を行う必要があります。
そのために、最も効果的なのがモニターなのです。
お客様の実際の反応を見る!
モニターという言葉を使うと大袈裟に聞こえますが、あくまであなたの協力者という意味です。
協力してもらうのは知人や友人でも良いので、開発中の商品・サービスを無料で提供するなりして、実際にお客様の反応をチェックします。
例えばダイエット商品であれば、以下のような項目をチェックします。
- どれくらい効果が出たか?
- 何が効果的で、何が効果的ではなかったか?
- プログラムを受けてみてどう感じたか?
- 改善点はどこか?
- いくらならお金を支払うか?など。
このように、最初の段階でモニターを募ることで、より商品の質を高め、これ以降のコンテンツ発信をスムーズにすることができます。
↓モニターを集めやすくする「自分の強み」は明確ですか?
ステップ6:SNSアカウント・ブログを作る
次はいよいよ、情報発信を行う場所を作っていきます。
簡単に始められるSNS
情報発信のやり方として、簡単なのはやはりSNSでしょう。
SNSを使う場合は、以下の特徴と自分のビジネスの特性を考えて使います。
- X(旧ツイッター):とにかく拡散性が強いが、炎上も起こりやすい。
- Instagram:ビジュアルで感覚的に訴求できるが、記事にリンクが貼れない。
- Facebook:既に繋がっている人と信頼関係を深める場であり「村づくり」のイメージ、拡散性は低い。
動画編集ができる場合はYouTubeを使ったり、お金があれば広告を使うこともできますが、まずは上記のようなSNSで発信することに慣れましょう。
時間はかかるがブログはおすすめ!
ちなみにこのスモールビジネス講座では、ブログを使う方法もお伝えしています。
ブログと言っても「アメブロ、note、はてなブログ」など色々種類がありますが、WordPressでブログをつくる方法がオススメです。
その理由は以下の通りです。
WordPressを使う理由
1.使いやすい
直感的なインターフェイスにより、初心者でも簡単にコンテンツの投稿や編集が可能です。
こだわろうと思えばかなりマニアックなこともできますが、構造が分かってしまえば最低限の知識でも運用できます。
2.カスタマイズの自由度が高い
アメブロやnoteは基本的に決まったフォームしか使えません。
その点、WordPressには多くのテーマ(デザインや構成がセットになったもの)やプラグイン(より便利に使うための専用拡張ツール)が提供されており、自分の好みやニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
デザインとかホント苦手なんですけど・・・
という場合でも大丈夫です。
予め用意された素材を使って、必要な箇所に必要な情報を入力していくだけで、綺麗なブログを作ることができます。
3.情報の集めやすさ
WordPressは全世界での利用者が多いため、情報やサポートを求める際には豊富な情報源やコミュニティが活用できます。
大概のことは、Web上で詳しく解説されているので安心ですね。
ブログを使うならWordPressは外せません。しっかり使い方を覚えていきましょう。
↓ブログの始め方について、サーバー・ドメイン設定〜WordPressのインストールまで、こちらに詳しくまとめましたので参考にしてください。
ステップ7:まずは投稿してみる
SNSアカウントやブログを作ったら、早速投稿しましょう。
いきなり投稿なんてできませんよー!
と思うかもしれませんが、まずはハードルを下げて、書けることから書いてみてください。
ブログの場合は、最終的にリライト(加筆・修正)を通じて、読まれる記事に仕上げていきましょう。
実はこの記事も、あなたに読んでもらうまでに何度も書き直してるんです・・・ブログは地道にコツコツが大事ですね。
↓読まれるブログの書き方は、こちらを参考にしてくださいね。
ステップ8:SNSなどでシェアする
ブログの場合は、SNSなどを利用して記事をシェアしましょう。
これは、記事を拡散する目的もありますが、それ以上にあなたの記事がどれくらい読まれるか?読んだ人がどんなリアクションをするか?を知るためです。
もしSNSで思うように反応が得られなかったり、拡散されない場合は、友人や知人に読んでもらいましょう。
SNSはこのようなリサーチの場として非常に便利ですし、ブログを使ったマーケティングの一貫としても欠かせないものです。
繋がっている人々のリアクションが得られやすいように、普段から投稿を活発にしておきましょう。
↓「あなたのビジネスを加速させる人脈との繋がり方」をこちらにまとめました。
ステップ9:反応を分析する(飛ばしてもOK)
※もしうまくデータが集まらない場合は、このステップを飛ばしてください。
SNSの投稿やブログ記事のシェアができたら、次にどんな反応があったか?を分析します。
SNSの場合
先に紹介した「X」や「Instagram」には、ある程度投稿に対する反応を分析する機能がついています。
無料で使えるツールもあるので、最低でも以下の指標は抑えておきましょう。
- フォロワー数:あなたのアカウントをフォローしている人の数
- インプレッション:あなたの投稿をみてくれた人の数
- エンゲージメント:あなたの投稿に対するリアクション
ただし、Instagramで無料分析ツールを使う場合は、ビジネスアカウントに切り替える必要があります。
アカウントを切り替えたくない、無料ツールも使い方が分からない・・・という場合は、フォロワー数の増減と、どんな人がリアクションしてくれているか?を見ておいてください。
ブログの場合
ブログの場合は「Googleサーチコンソール」や「Googleアナリティクス」といった分析ツールを使って確認します。
それぞれのツールの意味を、簡単に説明するとこんな感じです。
専門家のような分析をする必要はありませんが、最低限以下の項目は確認できるようにしておきましょう。
もし、ブログの記事を直接読んでもらった人と話せるのであれば
を確認すると良いでしょう。
せっかくブログをやっているのに、なぜか分析をしない方は多いです。結果が大きく変わるのでしっかり分析をしておきましょう!
↓初心者がWeb集客に強くなる!具体的なブログSEO対策についてはこちら
ステップ10:LINEの登録を促す
ある程度、SNSやブログ記事の投稿に慣れたら、各所でLINEへの登録を促していきます。
そのために、事前にLINEで公式アカウントを作成しておきましょう。
参考:【公式】LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法
LINEを使う理由
なぜ、ここでLINEを使うのか?
理由は「お客さまリストを集めるため」です。
お客さまリストとは、お客さまのメールアドレス、電話番号、SNSアカウントのことなど指します。
ビジネスにおいては、このリスト集めから全てが始まります。
実際はLINEでなくても良いのですが、現代においてはLINEを使うのが最も効果的です。
そのために、SNSのプロフィール欄やブログの記事に、あなたのLINEへの友だち登録ボタンリンクを貼っておきましょう。
※ちなみに、本ブログにも「友だち追加ボタン」が置いてあるはずです。(PCなら右側、スマホなら記事の下の方)
僕もこれまで様々なテストをしてきましたが、LINEに登録してもらうことが一番売上が発生しやすい方法だと改めて認識しています。
ステップ11:メルマガも案内する
メルマガは余裕があればでOK!準備が難しければ読み飛ばしても大丈夫です。
LINEへの登録を促したら、メルマガも準備しておきましょう。
LINEだけじゃダメなの?
と思われたかもしれませんが、メルマガにはメルマガのメリットがあります。
それが「信頼の構築と確保」です。
最近では文章を読める人が少なくなっているため、ビジネスではブログやメルマガを使わずに「SNSとLINEだけ!」という人も増えています。
しかし、メルマガを読んでくれる人は、よりあなたのファンになりやすい人です。
だからこそ「良ければメルマガも読んでくださいね!」というスタンスで、案内をしておくとよいでしょう。
データから見るメルマガの効果
メルマガは情報発信ツールとして、いまだに数多くの専門家が利用しています。
また、メールマーケティングソフトウェアの世界市場規模はいまだ伸び続けており、2028年までに22億米ドルに達すると言われています。
なぜならAI技術が発展したことで、メール作成の時間や、分析スピードが大幅にUPし、メールマーケティングの効率が上がったからです。
メルマガを活用することで、ブログではカバーしきれない顧客教育やサービスの紹介などを行うことができるようになります。
ちなみに、SNS、ブログ、メルマガの違いは、以下のように考えておいてください。
メルマガもブログを扱う上では欠かせないツールなので、取り扱うと効果が大きいです。
記事の最後や、ブログのトップページにメルマガの登録フォームを貼っておきましょう。
↓メルマガの始め方については、是非こちらを参考にしてください。
ステップ12:LINE・メルマガで価値観を発信する
LINEやメルマガ登録者が1人でもいたら、早速配信を始めましょう!
ブログは不特定多数の方が読みますが、LINEやメルマガはあなたの情報をもっと知りたい人が読んでくれます。
単に特定の情報をお届けするのではなく、あなたの考え方や、あなたの過去の経験などもLINE・メルマガの中で表現してください。
そうすることで、読者はどんどんあなたのファンになっていきます。
↓メルマガで効果的に発信するにはステップメールを活用しておきましょう。
↓多くの人がメルマガでやりがちなミスとは?
ステップ13:セミナーやワークショップなどを開催する
ここまで来たら、売上が発生するのもあと少しです。
メルマガで読者に価値観を共有したら、定期的にイベントを企画し案内をします。
このイベントの目的は、もちろん自分の商品・サービスを販売することです。
商品購入につながるような、イベント内容を考える必要があります。
イベントとは、具体的に以下のようなものを指します。
- セミナー
- ワークショップ
- LIVE配信
- お茶会
- 相談会、など。
自分の特性や、扱う商品によって相性の良いイベントは変わります。
色々なスタイルを試して、最も反応が良いものを設定します。
僕もこれまで、ありとあらゆるイベントを行なってきました。実施しながら効果のあるものと、そうでないものを見極めていきましょう。
ステップ14:自分の商品・サービスを販売する
イベントに参加してくれた方には、商品・サービスを販売しましょう。
この際のポイントは、正々堂々と自信を持ってご案内することです。
たまに
まだ自信がなくて、自分の商品を売ることができません・・・
という方がいますが、何も恐れることはありません。
あなたのイベントに来てくれる人は、あなたに興味がある人です。(メルマガから来てくれた方なら尚更です)
あなたはプロとして、自信を持って商品を案内してください。
↓高額商品があっさり売れる「セールスの極意」とは?
ステップ15:口コミを集める(紹介を生み出す)
ここまでお疲れ様でした!
・・・と言いたいところですが、まだ終わりではありません。
商品が売れたら絶対にやっておくべきことがあります。
それが「お客様の感想(口コミ)をもらっておくこと」です。
本人にアンケートなどをもらうのはもちろん、知り合いなどを紹介してもらえるようにお願いをすることが重要です。
ビジネスにおいて、最も難しく、時間がかかるのは「新規集客」です。
そういった意味で、既存顧客から紹介が生まれることは非常にありがたいことなのです。
だからこそ、商品を売って終わり・・・ではなく、その後も次のお客様へと繋がるように行動することが大切です。
以上が、看護師の起業を成功させる15ステップでした。
↓「そもそも、ビジネスで何をすれば良い?」と思ったらこちらへ。
何から始めれば良いの・・・と思ったら?
ここまで看護師さんの起業を成功させる15ステップをお伝えしました。
これはブログ著者である岩下自身はもちろん、これまで「経験はないけど、これから起業してビジネスをはじめたい!」というクライアントにお伝えしてきたことです。
すでに実績の出ているやり方ですので、出来るところから取り組んで頂きたいと思います。
しかし・・・
難しくて何から始めれば良いか分からない・・・
という場合は「自己分析」を丁寧に行うことをオススメします。
↓自分1人では自己分析がうまくできなさそう・・・と感じたら?今なら無料であなたのタイプを専門家が診断します。
まとめ:看護師の起業を成功させるロードマップ
看護師さんとして起業し、ビジネスを成功させるためには、しっかりと段階を踏んでいく必要があります。
今回は、ビジネスの立ち上げから収益を得るまでの道のりを15のステップでまとめました。
- 自分の強みを知るための自己分析
- ニーズのリサーチ
- ペルソナ(ターゲット顧客像)の設定
- ビジネスのコンセプト作り
- モニター(協力者)の募集
- 情報発信の場(SNS、ブログ)の設置
- 投稿を始める
- SNSで情報を拡散
- 反応を分析
- LINEに登録を促す
- メルマガの導入(任意)
- LINE、メルマガで価値観を発信
- セミナー、ワークショップの開催
- 自分の商品・サービスの販売
- 口コミの収集と紹介の促進
この一連の流れを着実にこなしていけば、看護師さんとしての専門性を活かしたビジネスを軌道に乗せることができるでしょう。
特に重要なのは、ペルソナに合わせた情報発信とコンセプト設計です。自分の強みと顧客ニーズのマッチングがビジネス成功の鍵となります。
最後まで地道に取り組んでいけば、必ず道は開けるはずです。
起業への第一歩を踏み出してみましょう。
岩下 知史(イワシタ トモフミ)
ビジネスコーチ/才能診断の専門家
看護師などの資格業向けに「資格スキル×才能×コンテンツを使って年商1,000万ビジネスを作る方法」を発信中。人を支援するスキルを持った人が、自己犠牲ではない本当の「支援力」を身につけるサポートを行う。
【顧客実績】経験ゼロ→副業3カ月で15万の案件獲得、最高月商15万→2ヶ月で100万達成、1回のプロモーションで売上1,000万円達成など。好きなものはギターと娘。
看護師さんの起業について「自己分析〜ビジネス開始〜集客〜収入を得るまで」の具体的なステップ。