副業・転職関連で注目度が高いWebライターですが・・・実はWebライターは看護師さんにこそ非常にオススメなんです。
なぜなら、ライターの成功法則は「専門性×ライティング」だからです。
理由は最後に触れるとして、今回はそんなWebライターについて
という疑問にお答えします。
ちなみに一般的なWebライターの始め方はもちろん、今回はちょっと変わったWebライターの始めかたもお伝えします。
変わっているといっても、特別なスキルが必要なわけではありません。
過去にこの方法でライターになったクライアントが何人もいる、オススメの方法です。
気になったら最後までお読みください。
- Webライターになる一般的な方法
- 悪質な案件に引っかからないための注意点
- Webライターになる”ちょっと変わった”方法
- 看護師がWebライターに向いている理由
僕も全くの未経験からウェブライターの仕事をはじめましたが、中には「合格率1%」という案件を突破したこともあります。その経験から、具体的にライターとして稼げるまでの道のりをお伝えします。
目次
看護師がWebライターを始めた方が良い理由
Webで「副業 オススメ」といったキーワードで調べると、必ずあがってくるのが「Webライター」です。
Web上で記事を書く人です。書く場所や目的によって「SEOライター、コピーライター、セールスライター」などに分けられます。
ちなみに、ある転職業界の方のお話によると、いまライターの市場価値が非常に高いとのこと。
いわゆるSEOライター経験者(ディレクション業務)なら、年収1,000万円くらいの市場価値があるそうです。(2023年時点)
看護師さんが、そんなWebライターになる方法を詳しくお伝えしますね。
<AIの登場によるライター案件への影響について※2024.3.19追記>
昨今AIの発展が凄まじいことから、一部で「ライターはもう要らないのでは?」という噂をよく聞きます。
これについて、正直にお伝えすると影響を受けている人も沢山いるのが事実です。
しかし、あくまで一部であり、全てのライター業がAIに置き換わるにはまだ時間が必要です。
特に専門的な領域において、AIには正しく伝える力がまだまだありません(ハルシネーションの問題)そのため、これからライターを目指す場合は、AIには書けない領域や書き方を身につけていきましょう!
看護師の“一般的な”Webライターの始め方
まずは一般的なWebライターの始め方から、全体像はこんなイメージです。
- PR材料となるものを作っておく
- クラウドワークスやindeedなどで、ひたすら案件に応募する
- 単価が安い仕事から実績をつくる
- 次の仕事へつなげる
1つずつ解説します。
1.ライターとしてPR材料となるものを作っておく
これから仕事に応募するにあたり、初心者が必ず求められるのがポートフォリオ(作品集)です。
・・・なんて言うと、拒否反応を起こす方もいますが、ご安心ください。
初心者なのに、ポートフォリオを持っている人なんてほぼいません。
だからこそ、ここでは「ブログ」を作っておいて欲しいのです。
えー、ブログなんて余計に無理です!
と思われるかもしれませんが、これからWebライターを始めるなら、それくらいの下準備はしておきましょう。
また、募集案件の中には、執筆だけではなく「WordPressへの投稿」が含まれることもあります。
Webサイトやブログを簡単に作れるシステムのことです。基本的な使い方はシンプルなので、慣れてしまえば誰でも扱うことができます。
要は、記事の原稿を提出するのではなく、WordPressに直接入稿(タイトルや見出し、太文字などの装飾も全て行った状態)して「公開」一歩手前まで準備をお願いされる場合があるということです。
これが出来る人だと、依頼主もラクですよね。
そういった意味で、WordPressに慣れておくことはとても重要なんです。
ブログと言っても5分で始められますし、この時点でうまく書こうとしなくて大丈夫です。
実際ライターの案件は、未経験者から募集しているところも沢山あります。
ブログの構築は、依頼主に現状のあなたのスキルを示すための、最低限のマナーだと思っておいてください。
↓WordPressを使ったブログの詳しい始め方は、以下にまとめましたのでご覧ください。
2.ひたすらライター案件に応募する
ポートフォリオを用意したら、ひたすら募集案件に応募しましょう。
ちなみに酷な話ですが、最初は高確率で落ちると思います・・・20件受けて1件受かれば良い方でしょう。
でもそれが当たり前ですので、最初からそのつもりで臨んでください。
募集サイトは「ライター 求人」や「ライター 案件」で調べれば沢山でてきます。
ちなみに「ライター 求人」なら、18,900,000件ヒットしました。
「ライター 案件」だと、5,970,000件です。(どちらも2023年10月時点)
求人は社員としての雇用、案件は業務委託という意味合いが強くなると思います。
看護師さんの場合、本職を続けていれば業務委託になると思いますが、どちらの場合もひとまず以下のようなサイトで探せば問題ないでしょう。
ライター案件に応募する際のルール
応募といっても、単にエントリーし続ければ良いわけではありません。
ライターは非常に人気があるため、募集担当の方も沢山の応募者を見ているはずです。
そんな中で最低限守っておくべきルールがあります。
社会人としては当たり前のこともありますが、必ず以下の点を守っておいてくださいね。
1.ポートフォリオは必ず送る
たまに実績を見せなくても受かる場合がありますが、それはかなり稀な例(よほど人出が欲しい・未経験者を育てたいなど)です。
ほとんどの募集要項には「実績となるものを見せてください」という文言があるはずですが、もし無かったとしても、自分からお送りしましょう。
最初に何も実績がなければブログを作ろうと言いましたが、ブログを見せる際は「1番読んで欲しいページのURL」を送ってくださいね。
2.募集要項から依頼主のニーズを読み取る
募集要項はしっかり目を通してください。
もちろん報酬などの条件もそうですが、なぜ募集をしているのか?相手がどんな人を求めているのか?を把握して欲しいからです。
その上で、相手の要望を汲み取った自己PRを心がけます。
実際の例文も見てみましょう。
(募集要項の例)
「健康食品のオンラインショップにて、商品説明文やブログ記事のライターを募集します。」
<必要なスキル・経験>
・健康や栄養に関する基礎知識。
・SEOに基づいた記事の執筆経験。
・週に2本以上の記事提出が可能。
・写真撮影のスキルがあれば尚可。
こんな募集要項に対しては、以下のような応募文を作ることができます。
貴社のライター募集に興味を持ち、応募させて頂きました。
〜省略〜
健康食品に関する記事の執筆経験はまだございませんが、私は常に新しい知識を求める好奇心を持っており、健康や栄養に関する学びを進めてきました。
SEOに関しても、個人ブログの運営を通じて基礎的な知識を学習しています。
週に2本以上の記事提出も問題ございません。
写真撮影のスキルはまだ初級ですが、日々の生活の中で趣味としてスナップ写真を撮ることが好きで、これを活かして商品の魅力を伝えるビジュアルを作成する自信があります。
執筆スキルについては、こちらのブログを判断材料としてお送りしますのでご確認頂ければ幸いです。(ブログURL)
このように表現することで、しっかりと募集要項を理解していることの確認にも繋がりますので、丁寧に行いましょう。
3.誠実に対応する
チャンスを得るには、多少背伸びをすることも確かに大切です。
ただし、出来ないことを出来ると言ってしまうのは、信頼を失うことに直結します。
特に初心者のうちは、やる気と誠実さが契約のポイントになることもあるので、変な嘘はつかずに誠実に対応しましょう。
初心者には初心者なりのPR方法があります。
ちなみに僕は昔、募集要項もよく読まずにエントリーしてしまった企業さんがいくつかあります。結果は・・・ご想像の通りです。
3.単価が安い仕事から実績をつくる
最初のうちは報酬にこだわらずに、ご縁のあるところからお仕事を引き受けましょう。
依頼元と繋がることさえできれば、徐々に実力を見せていくことで単価UPも見込めます。
1文字0.3円といった条件もあると思いますが、あなたにとって知識と経験が増える場であればどんどんチャレンジしてください。
実際のお仕事の中で得ることができた経験と実績は、次のお仕事に活かされます。
実績づくりと言っても「興味のないジャンル」でお仕事を引き受けることは絶対にしないで下さい。それをすると、次第に苦しくなってライティングが嫌いになってしまいます。
4.次の仕事へつなげる
仕事の中で作り上げた本物の実績は、どんどんPR材料として使いましょう。
もちろん既存の取引先との関係性は大事にすべきですが、新たな仕事を開拓することはビジネスパーソンにとって必要な行動です。
また、執筆したページは取引先の許可を得ながら、自分のブログでもリンクを貼りましょう。
可能であれば、執筆ページにあなたの名前や写真を掲載させてもらってください。
これは発リンク・被リンクと言って、ブログのSEO的にも効果が見込めます(クローラーがリンクを元に各ページに飛んで、書いた人の権威性や信頼性を判断する材料になるため)
タイミングを見て、自分から企業に営業に行くのも良いでしょう。
公にライター募集をしていないが、実はライターを探している・・・というケースもありますし、直接交渉は文字単価UPのチャンスでもあります。
僕は直接知り合った企業さんから、最終的に文字単価5円以上(単発では数十円以上の依頼も)のお仕事を頂いたこともあります。
以上が、一般的なWebライターの始め方です。
看護師がライター案件を選ぶ際の注意点!
ここまで、初心者としてのマナーやルールをお伝えしましたが、初心者とは言え「こんな案件には注意!」というものも存在しますので、いくつか例をお伝えしておきます。
これを知っておくことで、よりスムーズにライターとしての仕事を始めることができるでしょう。
1.安すぎる単価案件には注意!
初心者とは言え「文字単価0.1円」「1記事300円」など、極端に報酬が安い案件を受け過ぎないように注意してください。
言い方は悪いですが、中にはライターの足元を見て、相場よりかなり低い報酬を設定しているところもあります。
例えばクラウドワークスであれば、ある程度の相場を設定した上で、相場を下回る案件には以下のような注意喚起がされます。
参考:クラウドワークスの相場
ある程度の下積み期間は必要ですが、あまりに安い報酬で、モチベーションが下がってしまっては意味がありません。
上記のような情報を参考に、適切な案件を選んでいきましょう。
2.仕事内容が明確ではない案件には注意!
いくつかライター案件を眺めていると、中には扱うジャンルなど、具体的な内容が書かれていない案件も見つかります。
担当者さんが求人票を書き慣れていないこともありますので、全てがNGではありません。
しかし、大切な情報が書かれていない会社の場合、その後の仕事のやり取りがスムーズにいかないこともあるので、少し意識して見ておくと良いでしょう。
逆に「会社の理念」や「求める人物像」が丁寧に書かれている会社は、人材教育や採用に関して力を入れていることが多いです。
そんな会社を見かけた場合は、多少理想のジャンルとは異なっていたとしても、応募対象に入れてみると良いかもしれません。
3.「〇〇アンケート」と書かれた案件には注意!
案件の中には「〇〇アンケート」といった表示で掲載されているものがあります。
例えば、ライター向けにアンケートを行うことで「今後のライターとの関係性改善に役立てたい」といった意図から募集しているものです。
具体的には、以下のようなイメージ文言で募集されていたりします。
(よくあるアンケート形式の募集タイトル例)
「初心者・未経験者でブログやライターの仕事に興味ある方限定の簡単アンケート」など。
アンケートに協力すると報酬が頂ける正式なお仕事ではあるのですが、中にはアンケートをきっかけに、自社サービス(〇〇講座など)のセールスへ誘導している会社もあります。
仕事が欲しいのに、流れで有料講座でお金を使ってしまっては意味がありませんので、注意しておくと良いでしょう。
4.「幅広い案件があります」という文言には注意!
これは企業から案件を請け負い、自社でライターを募集して仕事を回すような、仲介会社の案件として多いです。
仕事内容に問題があるわけではありませんが、幅が広過ぎて扱うジャンルが雑多になってしまうこともあります。
様々なジャンルを扱うことで、ライターとしての経験値が上がるというメリットもありますが、全く興味のないジャンルはあからさまに生産性が下がります。
そのため、特に初心者のうちは、なるべく自分の携わりたいジャンルに絞って、経験を積むことをオススメします。
とは言え、実際に請け負ってみたら、すごく良い取引先で次のお仕事に繋がった!というお仕事も沢山あります。あくまでこれらの注意点を参考にしつつ、経験を積んでいきましょう。
看護師の“ちょっと変わった”Webライターの始め方
では続いて、“ちょっと変わった”Webライターの始め方もご紹介しておきましょう。
全体の流れはこんなイメージです。
- PR材料となるものを作っておく
- 人が集まっていて興味のあるコミュニティに所属する
- コミュニティ(運営者)の役に立つ
- 企画書・提案書を出してみる
実はこれ、僕だけではなく過去に数人のクライアントさんが、実際に仕事を獲得した方法でもあります。
①は一般的な方法と一緒なので、②以降を詳しく解説しますね。
2.人が集まっていて興味のあるコミュニティに所属する
まず、あなたの関心のあるジャンルや、テーマに特化したオンラインやオフラインのコミュニティ、グループなどに参加してください。
ここでの目的は、情報収集や人脈作り、そして自身の知識やスキルを披露する場を見つけることです。
コミュニティを探す方法は様々ですが、以下のような観点に目を向けてみてください。
- SNSで探す
- 習い事から探す
- 社会人サークルから探す、など。
SNSはFacebookであれば、オンラインコミュニティが沢山見つかるでしょう。
また「LinkedIn」や、オンラインサロンに参加できる「CAMPFIREコミュニティ」なども良いかもしれません。
趣味の習い事や、地元で活動しているサークルなどでも結構です。
良いコミュニティを探すポイント
大前提としては「自分が興味があること」です。
念の為ですが・・・
あのコミュニティに、仕事をもらいに行くぞー!
なんてことは、やめてくださいね。
その思考では、絶対にうまくいきませんので・・・。
もう一つは「第三者の意見」をしっかり聞くことです。
どんな人が集まっているのか?参加している人たちは、そのコミュニティにどんなことを思っているのか?出来る限り聞いておくと良いと思います。
できれば「リアルで集える場所」が理想です。オンラインだけでも良いですが、やはりリアルの方が信頼を築けるスピードが早いです。
↓より良いコミュニティを探すための「人脈作りのコツ」をこちらにまとめました。
3.コミュニティ(運営者)の役に立つ
コミュニティが決まったら、コミュニティ内で積極的に活動しましょう。
積極的な活動とは、例えば以下のようなことです。
とにかく運営者や、他のメンバーとの関係を深めることを目指します。
これにより、自分の存在やスキルを認識してもらいやすくなります。
4.企画書・提案書を出してみる
コミュニティのニーズを掴み、自分の存在をコミュニティ内で示すことができたら、自分のライティングスキルを活かした企画や提案をまとめて運営者に提出してみます。
企画や提案と言っても、あまり深く考えないで下さい。
具体的なアプローチ例をいくつか挙げるので、参考にしてみてください。
具体例1:興味を示す
「〇〇(コミュニティのテーマ)にとても興味があり、自分も何か貢献できたらいいなと思っています。記事を書くことや、情報をシェアすることに興味があるのですが、何かお手伝いできることはありますか?」
具体例2:自分の経験や知識をシェア
「実は、〇〇(特定のトピックや経験)に関して少し知識があります。もしコミュニティのメンバーが知りたいと感じていることがあれば、私がシェアしたり、記事にできるかなと思っています。興味があれば教えてくださいね!」
具体例3:直感的な提案
「この間、〇〇(あるトピックやニュース)を見つけて、これはコミュニティの皆さんにとって役立つかもと思いました。もしよろしければ、私がそれについてのまとめや解説を書いてみようかと思っています。どうでしょうか?」
運営者はもちろん、コミュニティメンバーとの信頼関係が大切ですが、具体的な企画書や提案書をもってアプローチすることで、自分の意欲やプロ意識を示すことができるでしょう。
以上が少し変わったWebライターの始め方です。
↓「書き方」については以下の記事も参考にしてください。
Webライターを始めた人の事例紹介
続いて、上記の少し変わった方法を使って、過去に未経験の状態からWebライターを始めた方の事例をご紹介しておきます。
Aさん(主婦)の場合
自分の学びのために、自己啓発系のコミュニティに数ヶ月通う。
コミュニケーション能力の高い方であり、過去に編集経験があったので、そのスキルを使って積極的にコミュニティに貢献するようアドバイス。
すると、熱心に参加しているその姿を見て、運営者から「ライターをやらないか?」と声が掛かり引き受けることに。
現在では、講座参加者をサポートする立場として活躍されています。
Kさん(個人事業主)の場合
個人事業主などが集まる、大きなコミュニティに数年所属。
もっとコミュニティに関わりたい!という希望を持っていたため、「まずはイベントを手伝いに行きましょう!」とアドバイス。
すると、すぐにイベントボランティアに応募され、熱心にコミュニティをサポートしはじめたことでコミュニティ内でも目立つ存在に。
そんなある時、自ら「ライターとして仕事をしたい」と要望を出したところ先方から快諾。
コミュニティ運営に欠かせない存在になっています。
Sさん(会社員)の場合
ビジネス系のコミュニティに所属。
スキルアップができる場所を探されていたため、まずは自分の要望を明確にするようアドバイス。
その後すぐに運営者に「仕事があればやりたい」と伝えたが、このコミュニティでは求められる役割がなく、良い反応が得られなかった。
・・・が、ほぼ同じタイミングで、過去に所属していたマーケティングを学ぶ別コミュニティの運営者より、コピーライターのお誘いがありお引き受けすることに。
運営者の方が事業拡大の際に、コミュ二ティで真面目に取り組んでいたSさんを思い出されたとのこと。
最初のビジネス系コミュニティでは存在感を示せなかったが、別のコミュニティではうまくいった事例。
本ブログ著者「岩下」の事例
①起業系のコミュニティに所属していた時
コミュ二ティが運営している講座で成果を出しながら、イベントなどを手伝う。
その頃書き始めたメルマガ(読者が20人にも満たない頃)を、たまたまコミュニティの関係者が読んでくれていて、興味を持ってもらえる。
そこからライターとしての仕事を依頼され、お引き受けすることに。
ちなみにこの仕事では、数日の稼働で100万円近い報酬を頂いたこともあります。
ちょっとした事でも、日頃から発信をしておくと見てくれる人がいるわけです。
②新しいビジネスを始めた時
とあるビジネスを新しく始める際に、知人からその業界に詳しい方を紹介してもらう。
その方に「何かお手伝い出来ることがあればさせて頂きますよ」とお伝えしたところ、早速ライターの年間契約を頂けることに。
先方としてはライターが見つからずに、ずっと探していたとのこと。
自分がやりたいことを、周りに伝える事が重要ですね。
ライターを始める最大のポイントは?
ちょっと変わったWebライターの始め方の最大のポイントとして、それぞれのクライアントさんに共通してお伝えしたことがあります。
それは・・・
是非、コミュニティの役に立ってくださいね!
です。
上記の事例3名は、素直にそれを実行していただけなんです。
まずは先方に与えたものがあって、その後にライターという形で恩恵を受けたんですね。
ライターの始め方に留まらず、ビジネス全てにおいて言えることだと思います。
看護師がWebライターに向いている5つの理由
冒頭でライターの成功法則は「専門性×ライティング」だとお伝えしました。
ライバルが多い業界だからこそ、専門性を持つことで、ライターとしての差別化を図ることができ、競争力を高めることができるのです。
だからこそ「あなたにしか書けない」という意味で、看護師さんとライターという職種は相性が良いと言えます。
その理由を文字単価や、引き受ける仕事の種類の観点から具体的に5つ説明しますね。
1.ニッチな分野での需要がある
専門的な知識を持つライターは、その分野に特化した依頼を受けることが増えます。
例えば、医学的なバックグラウンドを持つライターであれば、医薬品の広告文や医学雑誌の記事執筆など、特定の分野での依頼が増える可能性があります。
2.高い文字単価が期待できる
一般的なライティングと比較して、専門的な知識を要するライティングは高い付加価値になります。
医療系の記事などは誰でも書けるわけではないので、当然文字単価も高く設定されることが多いでしょう。
3.競合が少ない
専門分野に精通したライターは限られており、競合が少ないため、高い単価での依頼が増える可能性が高まります。
また1つ仕事が得られると、横のつながりで依頼が増える可能性もあります。
4.長期的な関係の構築
専門性を活かした高質なコンテンツを提供することで、クライアントからの信頼を得やすくなります。
信頼関係が築ければ、継続的な依頼や長期的なプロジェクトの提案など、安定した仕事の流れが期待できるでしょう。
5.共感を生むライティング
看護師さんは日常的に患者さんやそのご家族との深いコミュニケーションを取りながら、彼らの心の中や身体の状態を理解しようと努めていると思います。
このような経験から得られる独自の視点や感受性は、記事やコンテンツ作成時に他の一般的なライターよりも深い共感や感動を読者にもたらすでしょう。
特に、患者の体験談や家族の心情を取り上げた内容、または医療従事者のリアルな日常を描写したものは、多くの読者からの共感や興味を引きつける要因となります。
まとめ:看護師さんがWebライターを目指すために
さて、今回は「看護師さんがWebライターになる方法」をテーマにお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
世の中ではInstagramやTikTokなど、一見すると動画が主流に見えますが、実はテキスト(文字)はどんな時代も強いのです。
なぜなら、コミュニケーションは文章から始まるからです。
LINEでわざわざ動画を撮って送る人はいませんよね?
伝えたいことがある時、人はまず文章で伝えます。
またビジネスにおいて大切なのは、人の共感を得て、応援されることだと思います。
その点で「文章を書ける人」は本当に強いです。
この記事でWebライターに興味が出たら、看護師さんとしての経験を活かしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
是非、あなたの感想や気づきをコメント欄に残してくださいね。もしブログが気に入ったら、ブックマークもお願いします!