独立しようと思った時に、1番気になるのってやっぱ「お金がちゃんと稼げるかどうか?」ですよね。
この記事ではそんな不安を解消すべく、あなたの独立に対する準備レベルを7つの質問から診断します。
ブログ著者が、これまで1,000人以上の方にビジネストレーニングを行ってきた経験から分かった、経済的な不安を払拭するための準備をまとめましたので
と感じていたら、まずは今回の7つの質問に答えてみてください。
診断結果が分かったら、それぞれの質問の意味も解説します。
併せて確認することで能力やトレンド、ノウハウに左右されないビジネスの本質的な考え方が理解できるので、是非最後まで読んでくださいね!
- 独立を成功させるために必要な具体的な準備
- 独立後のお金の不安を払拭するポイント
- フリーランス、個人起業家がすべきこと
会社員時代に躁鬱病を経験〜独立後は物販・コーチング・ライティングで売上1,000万〜2,500万円のスモールビジネスを複数立ち上げ。
これまで1,000人以上の起業家、個人事業主に研修・コーチング・コンサルティングを提供。
↓「独立1年目から利益を出す方法」について、動画講座形式で詳しくお伝えしています。
目次
独立準備レベルを診断する7つの質問
早速僕から7つの質問をしますので「YES」の数をチェックしておいてくださいね。ではどうぞ!
- 家計簿をつけている(YES /NO)
- 毎日続けている習慣がある(YES /NO)
- 自分の好きなことが明確だ(YES /NO)
- 得意なこと・苦手なことがパッと言える(YES /NO)
- アドバイスしてくれたり協力してくれる人がいる(YES /NO)
- 参入しようとしている市場のリサーチをしている(YES /NO)
- 高単価の商品・サービスを持っている(YES /NO)
さあ、あなたのYESの数はいくつでしたか?
続いて結果をお伝えしますね。
YESの数が0〜3つの場合:診断レベル1
あなたの状態:独立するために大切なことを見落としてしまっているかも・・・
もし今のまま独立しようとすると
という状態に陥ってしまう可能性があります。
基本的な部分から、コツコツと準備を始めましょう。
YESの数が4〜6つの場合:診断レベル2
あなたの状態:最低条件はクリア!ただ壁にぶつかった時に要注意。
あなたは、独立に必要な最低条件を満たしていると言えます。
ただし、何かしらトラブルが起きたり壁にぶつかった時に
といった可能性がまだ残されています。
独立に必要な本質を、更に理解する必要があるでしょう。
YESの数が7つだった場合:診断レベル3
あなたの状態:スムーズに独立を成功させることができる可能性大!
あなたは独立に必要な条件を満たしており、十分にビジネスを成功させることができる可能性があります。
また大きな問題にぶつかったとしても、人を頼りながら冷静に対処することで、乗り越えていくことができます。
とは言え、明日何が起こるかわからないのがビジネスの世界です。
この7つの質問を定期的に見直し、全ての項目にYESと言える状態をキープしましょう!
結果はどうでしたか?次にそれぞれの質問の解説をしますので「独立に何が必要なのか?」をしっかり理解しておいてください。
独立に必要な7つのポイント解説
1.家計簿をつけている
実は、今回最も重要なのがこの質問です。
これが出来ていない場合、他の質問全てに「YES」と答えたとしても、いつかビジネスに失敗する時が来ます。
家計簿?売上とか税金の管理じゃなくて??
と思いましたか?
間違いなく「家計簿(生活費の管理)」のことです。
では、お金について少し考えてみましょう。
独立すると会社員として組織に雇われていた時とは、お金の流れがガラッと変化しますよね。
会社員は決まった時間に、決まった日数働けば、決まった額面の給料が振り込まれます。
しかし、この会社員にとって当たり前の意識が、独立後は非常に危険なのです。
会社員のお金感覚を持ったまま、独立するとまず間違いなく失敗します。
なぜなら、起業すると扱うお金の桁が増えるからです。
そんな状態で、1円単位のお金が計測できない人が、起業してから大きなお金を扱えると思いますか?
1万円の感覚で、100万円を使ったらどうなるでしょう?
なので、今のうちから家計簿を使って
を計算するクセをつけておく必要があります。
お金と思考の関係性
更に家計簿をつけた上で
から、自分がどの状態になっているか?を把握しておいてください。
結論から言うと、月に1,000円でも良いので「③収入ー支出=プラス」を目指す必要があります。
なぜなら、お金には「その人の思考やクセ」が全て表れるからです。
月の収支がマイナスであるうちは、お金だけではなく「考え方や人付き合い」にも課題があることがほとんどです。
お金の管理を整えておくことで、ビジネスとしての収益はもちろん
- より良いビジネスアイデアの創出
- トラブル時の行動の仕方
- 人間関係
が良い方向へ変わります。
独立するために、学んでおくべきお金の知識は沢山ありますが、まずはお金に対する会社員としての意識を捨て去らなければいけません。
その基礎的な方法として、家計簿を通じてお金を管理する習慣を身につけてみてください。
お金の測定が出来ていない人は多いです。ちなみに僕が診断してきた方の、約7割は家計簿をつけていませんでした・・・まずはここから始めましょう。
↓独立・開業で絶対に避けたい致命的なミスとは?
2.行動の習慣
組織から独立をすると、これまでに無かったとても大きな自由が手に入ります。
全ての時間をあなたの思い通りに使えますし、好きな時に、好きな人と、好きな場所で仕事をしても誰にも文句は言われません。
ただし、その代わり自分の行動は全て自分で管理することになります。
今日はめんどくさいから、この仕事は明日からやろう!
なんて事をしていれば、そのまま結果(収入)として返ってくるでしょう。
会社なら嫌でも働かなければいけませんが、個人はいくらでもサボれます。
ある意味で、これは大変危険なことなんです。
ビジネスがうまくいく人は、当たり前のことが当たり前にできる人です。
といった行動習慣を身につけておかないと、時間が経てば経つほど、ビジネスはジリ貧になっていくでしょう。
そのためには仕事以外の分野で「毎日これだけはする!」という、行動の習慣を身につけておいてください。
3.自分の好きなことが明確
前述のとおり、独立すると非常に大きな自由が入りますが、その分大きな責任も伴います。
そんなプレッシャーの中で仕事をするわけですから、普段から楽しめる仕事を選択することも大切です。
単に「儲かりそうだから!」という理由だけで、起業することはオススメしません。
あなたの「好きなこと」を明確にして、仕事に取り入れると結果的に長続きするので成果が出しやすくなります。
この際のポイントは、好きなことの要素を分解して散りばめることです。
具体的な方法は以下の通りです。
- なぜ、絵が好きなのか?を考える
- 「好き」の要素を分解する。(例:綺麗なものを見るのが好き、道具を選ぶのが好き、1人の時間が好き、など)
- 「好きの要素」を仕事に取り入れる。(例:綺麗だと思うものを扱ったり仕事道具にする、1人で作業できる時間が多い職種を選ぶ、など)
- 他にも好きなことを探して組み込む要素を増やす。
この方法をもとに、あなたの好きなことを独立後の仕事に散りばめていきましょう!
4.得意なこと・苦手なことがパッと言える
好きなことも大切なのですが、好きなことのジャンルによっては
趣味がまったく仕事に使えません・・・
というケースもありますよね。
そんな場合は「得意なこと・苦手なこと」に注目しましょう。
むしろ独立の初期段階においては、こちらの方が重要です。
得意なこと・苦手なことが分かると、以下のようなメリットがあります。
- 自分自身がラクに動ける。
- 他人より評価されやすく選ばれやすい。
- 新たな知識やスキルが吸収しやすい。
- 無駄に頑張らなくても良くなる。
- 他人の協力を得ることができる。
- 自分の限界値を把握しやすい。
得意と言っても、ものすごく得意である必要はありません。
他人より上手くできる、他人からよく褒められる、他人が出来ないとイライラすることなど、ハードルを下げて探してみましょう。
↓自分の得意なこと・不得意なことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
5.アドバイスしてくれたり協力してくれる人がいる
ビジネスには「これが正解!」という分かりやすい答えがありません。
そのため、結果が出ないと不安になり、途中で行動をやめてしまう人が沢山います。
そんなビジネスを成功させるには「独立して成功している人」を参考にするのが1番です。
時にがむしゃらに行動することも大切ですが、モデルとなる人を探して、アドバイスがもらえる環境を作ることが、起業成功の最短の道のりとも言えます。
闇雲に1人で頑張るのではなく、適切なアドバイスをくれる人と繋がりましょう。
↓「理想のアドバイザーと繋がる人脈作り」について、こちらにまとめました!
6.参入しようとしている市場のリサーチをしている
起業するには、以下のように知っておかなければならない知識があります。
- 市場調査について
- 商品開発について
- プロモーションについて
- セールスについて
- 経営知識、など。
そんな中でも、参入しようとしている市場についてのリサーチは絶対に欠かせません。
なぜなら、どれだけ良い商品を作ったとしても、参入する市場を間違えると失敗するからです。
例えばいま「超高性能FAX」を開発しても、恐らく需要がありませんよね。
学ぶべき知識は沢山ありますが、まずはあなたが興味のある業界、起業したら参入しようと思っている市場についてリサーチしてみましょう。
リサーチをする際には、ChatGPTなどのAIがとても便利なので活用しましょう!
↓市場リサーチについて気になったら、こちらを参考にしてください。
7.高単価の商品・サービスを持っている
最後の質問は、あなたの商品・サービスの単価についてです。
特に個人でビジネスを行うようなスモールビジネスの場合、低単価ばかりの商品を扱ってしまうとビジネスは成り立ちません。
可能であれば高単価にする・・・ではなく「必ず!」高単価の商品を作る必要があります。
具体的には、最低でも30万円以上の商品を作っておくべきでしょう。
でも、高単価にしたらお客さんからクレームが入るんじゃ・・・
と思うかもしれまんせんが、これは逆です!
低単価にするほど、あまり理想ではないお客様が集まってしまい、クレームが増えていきます。
また人は安いものを「品質の低いもの」と認識しやすくなるので、必然的に評価も下がってしまいます。
独立するのであれば、必ず高単価商品を持つようにしましょう。
↓ビジネスの利益に関しては、こちらも併せてお読みください。
以上が、あなたの独立に対する準備レベルを診断する7つの質問でした。
最低でも今回の7つの質問にYESと答えられるようになると、独立後にどんなトラブルが起きても、解決策が見出しやすくなりますよ!
まとめ:独立前の準備ができたら・・・
さて、今回は「あなたの独立に対する準備レベル」についてお伝えしました。
とはいえ、独立後も
- 集客の仕組みづくり
- 商品・サービスの改善
- 知識のブラッシュアップ
- 効果的なセールス方法
- 協力者の選定、など。
やるべきことは沢山あります。
このブログでは、そんな個人事業主・フリーランス・スモールビジネスオーナーに向けて、ブログを始めとしたWebマーケティングの知識をお伝えしています。
今回の内容が気に入ったら、ブログのブックマークと共に感想をコメント欄に送ってください。
また、独立してからの動き方に迷ったら、以下の動画を参考にしてくださいね!