この記事では、看護師さん向けに「副業としての物販の正しい手順」について詳しく解説します。
ちなみに僕は、過去に物販を副業から始めて独立し、年間で2,500万円ほどの売上(年収で700万〜800万円ほど)を得ていました。
また、当時物販を教えていたクライアントも、全くのゼロから始めて月に50万〜100万円ほどの売上(月の収入で30万〜50万円ほど)の実績をあげています。
ただし、ずっとうまくいっていたわけではなく、収入が会社員の頃の数倍に跳ね上がった時期と、逆に大失敗して多額の負債を抱えた経験もあります・・・
そんな経験から、看護師さんが物販を始める際のメリットはもちろん、デメリットや注意点などもお伝えいたしますね。
副業はできれば自宅で、看護師以外の仕事にチャレンジしてみたい!
という場合は、物販で収入を得る方法をお伝えしますので、是非最後まで読んでくださいね。
- 副業で行う物販の正しいはじめかた
- 物販で収入を得る仕組み
- 商品の仕入れと販売をどうやって行うか?
- 看護師さんが物販を行うメリット・デメリット
- 実際に物販で独立すると起きる事
岩下 知史(イワシタ トモフミ)
会社員時代に躁鬱病を経験〜独立後は物販・コーチング・ライティングで売上1,000万〜2,500万円のスモールビジネスを複数立ち上げ。 現在は主にスモールビジネスにおけるマーケティングを専門とし、これまで1,000人以上の起業家、個人事業主に研修・コーチング・コンサルティングを提供している。
目次
これは知っておきたい!副業で始めるネット物販の歴史
まず、物販とは何かご存じですか?
結論、色んな意味がありますが、ここでは「小売業」のことだと思ってください。
「ネット物販」という言い方をすると、なぜか「せどりや転売」のことを指すことが多いのですが、Web上でお店を出して商品を販売すれば、それは全てネット物販です。
小売業のポイントは、自分で商品を作らずに、既に存在する商品を、メーカーや業者などから仕入れて販売するという点です。(メーカーなど作る側は「製造業」にあたります)
一昔前なら、お金と時間をかけて店舗を借りて、メーカーや卸売業者と信頼関係を構築して、商品を仕入れることができて、やっと販売!
・・・なのですが、今はAmazonやヤフオク、メルカリなど個人で出店できる場所がネット上にいくらでもあります。
しかも、Web上に出店すればコストが削減できるので「他の店より少し安い商品」さえ見つけて仕入れる事ができれば、商売が成り立つようになりました。(Amazonでの出店は有料ですが、それでも月5,000円ほどです)
結果、個人が身近にあるスーパーや家電量販店、オンラインストアなどでも商品の仕入れができるようになったんですね。
これが「せどり・転売」の始まりです。
そしてこの「安く仕入れて、高く売る」という行為は、実は商売の基本だということを覚えておいてください。
転売ヤーの黒歴史
そんな、誰でも簡単にできる「せどり・転売」なのですが・・・
こりゃすげぇ!やればやるほど儲かるぜ!!
と、目をギラギラさせた、いわゆる悪質な「転売ヤー」と呼ばれる人が次第に現れました。
彼らは「限定品」のようなプレミア価格がつきやすい物や、一時的にニーズが高まるトレンド商品を一斉に買い占め始めました。
お店側も「おひとり様・一点限り」など、購入個数を制限して対応したのですが、転売ヤーも仲間同士で購入したり、日雇いのアルバイトに購入させる事で、網の目をくぐり抜けました。
実際、一時期のAmazonは、このように買い占めを行った一部の転売ヤーによって、価格操作された商品が大量に販売されてました。(今ならポケモンカード、昔なら妖怪ウォッチグッズなど)
そんな転売ヤーのせいで、あたかも物販は悪い事!というイメージがつきましたが、やっていることは全て「小売業」なのです。
あえて、ネット物販の黒歴史に触れましたが、本来はこんな事をしなくても、正しいやり方で収入を得ることができます。
物販で利益が出る仕組み
物販の黒歴史を知って頂いたところで、物販の仕組みを理解しておきましょう。
とはいえ、仕組みは非常にシンプルです。
先ほども伝えた通り、基本は「安く買って・高く売る」が成り立てば良いんですね。
つまり「買った金額<売る金額」が成り立てば、その差額が利益になります。
- (例1)メーカーから化粧品を1,000円で仕入れて、Amazonで2,000円で販売する=利益1,000円
- (例2)メルカリでおもちゃを500円で仕入れて、ヤフオクで1,500円で販売する=利益1,000円
- (例3)リサイクルショップで中古グッズを5,000円で仕入れて、メルカリで10,000円で販売する=利益5,000円、など。
※上記はあくまで例です。実際はプラットフォームの利用料・手数料・商品発送料など、他にも経費がかかります。
色んな方法がありますが、どれも「安く買って・高く売る」ですね。
そう考えると、必要なのは
- 仕入れることができる商品
- 商品が販売できる場所
だけです。
では、実際に商品はどうやって仕入れたら良いのか?今回は、初心者向けのなるべく簡単な方法〜中級者レベルの方法までお伝えしておきますね。
物販で扱う商品をどうやって仕入れるのか?
商品を仕入れる方法は沢山ありますが、レベル毎に分けるとこんな感じでしょう。
レベル1:身近にあるスーパーや家電量販店、オンラインストアなど
誰でもできる仕入れ方法としては、やはり「身近にあるお店」が最もハードルが低いです。
これから売る予定の金額より安くなっていれば、どこでも仕入れることができます。
これは、仕入れというより、もはや「買い物」ですね。
とはいえ、商品にはある程度の相場がありますので、普通は差額が出ません。
ですので、主には
- 定価より安くなっているセール品
- 廃盤になっていて、定価より高く売れるもの(プレミア品)
を購入することになります。
もちろん、メルカリやヤフオクなどで、個人が販売している未使用品(新品)を仕入れても良いでしょう。
こういった利益の出る商品を、コツコツリサーチする必要があります。
レベル2:中古品仕入れ
中古品販売には、基本的に「古物商許可申請」が必要です。
そのため、少しだけハードルが上がりますが、これをクリアすると利益の出る商品が沢山見つかります。
仕入れ先はリサイクルショップでも良いですし、メルカリ・ヤフオクの中古品を仕入れても良いですし、場合によっては知り合いから安く譲ってもらっても良いでしょう。
中古の商品に、価値なんてあるの?
と思われるかもしれませんが、むしろ逆です。
中古品にこそ、大きな利益を生み出す可能性があります。
なぜなら「中古品は価値の見極めが難しく、値付けが曖昧なことが多いから」です。
最近では、Amazonなどの相場を簡単に確認できるようになったため、大手のリサイクルショップなどはしっかり値付けがされています。
しかし、地方の個人店や、メルカリなどは個人の感覚で値付けされることも多いため、思わぬ掘り出し物に遭遇することもよくあります。
実際にブログ著者の岩下は、300円仕入れ→30,000円販売といった商品を沢山仕入れていました。
少しマニアックな領域なので根気が必要ですが、悪質な転売ヤーのように、誰にも迷惑をかけないのでオススメの方法です。
僕の場合は、半分リサイクル事業のようなことをしていたり、バイヤーを通じて海外への販売なども行っていました。
レベル3:メーカーから直接仕入れ(or 海外仕入れ)
これは実績がない初心者には難しいのですが、メーカーに直接営業をかけて仕入れをさせてもらう方法です。
メーカーと言っても、誰もが知る大手企業は難しいので「商品は売れているけれど、まだ世間的にはそこまで知られていないメーカー」などに絞って営業をしていきます。
また、海外(特に中国が多い)のオンラインショップで安く購入して、国内で販売するという方法もあります。
いずれにせよ、ロット(セット・決まった販売数)で購入する必要があるので、ある程度の資金と、販売スキルが必要ですが、軌道に乗ると安定した利益が手に入ります。
以上が、商品の仕入れ方法です。
続いて「販売する場所」についても、いくつかご紹介しておきます。
物販で使えるプラットフォーム
商品が販売できる場所はWeb上に沢山ありますが、オススメは以下の3つです。
- メリカリ
- Amazon
- Yahoo!オークション(旧:ヤフオク)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.メルカリ
これから物販を始める初心者であれば、まずは「メルカリ」から始めることをオススメします。
メルカリは2023年時点で、月間利用者数が2200万人以上、累計出品数は30億品以上、1秒間に7.9個の商品が売れているとされる、国内最大のフリマアプリです。
登録料は不要で、販売した際の手数料が10%かかるのみなので、気軽に使うことができます。
偽ブランドや医薬品など一部の商品を除き、ほとんどの商品はメルカリで売ることができます。
これから物販を始めるなら、まずはメルカリで不用品から販売して、どんな商品がどんな価格で売れるのか?を体験すると良いでしょう。
僕もいまだに引っ越しなど、大掛かりな掃除が必要な時は、不用品をメルカリで販売して数十万円単位でお金に変えています。
<参考>
フリマアプリ「メルカリ」、サービス開始10周年記念インフォグラフィックス公開」
メルカリ初心者ガイド
2.Amazon(セラーセントラル)
メルカリは便利だけど、販売個数を増やそうと思ったら大変なんだよね・・・
と感じる人は、Amazonがオススメでしょう。
Amazonには「セラーセントラル」というシステムがあり、利用料金+販売手数料(商品カテゴリー毎に設定あり)を支払うことで利用できます。
毎月の利用料金は、以下の2パターンです。
- 小口出品:100円/商品(毎月の商品販売数が49点以下ならオススメ)
- 大口出品:4,900円/月額(49点以上販売するならオススメ)
上記にカテゴリー毎の販売手数料がかかります。
Amazonはメルカリに比べると、出店のハードルが少し上がります。
アカウントを作ることができても、販売できる商品に制限がかかることがあるからです。
その場合は、以下のような販売申請が必要となります。
ただし、これらの条件をクリアできると、Amazonが持つ大きな市場を活用できるので、メリットは非常に大きいと言えるでしょう。
僕が物販をしていた頃は、売上の7割はAmazon販売でした。コツが分かると非常に強力な販売ルートになります。
3.Yahoo!オークション(旧:ヤフオク)
ヤフオクは1,999年からサービスをスタートしている、オークションサイトの老舗で、取扱高9,288億円(2021年度通期の取扱高実績)を誇るプラットフォームです。
使いやすさなどの点から、メルカリにやや遅れを取っている感はあるものの、今でも多くのユーザーが使っています。
システム利用料は会員によって変わるため、本格的に使う場合はLYPプレミアム会員(月額508円/税込)に登録するのが良いでしょう。
<参考>
Yahoo!オークションについて
Yahoo!オークションヘルプ
メルカリでは売れないものも、ヤフオクでは売れるということがあるため、メルカリと併用して活用する人も多いです。
番外編:リアルのフリーマーケット
ここまで、ネット物販で使えるプラットフォームをご紹介しましたが、実際はリアルでのフリーマーケットも活用できます。
全国のフリーマーケット出店に関する情報は「フリマガイド」に載っていますので、ご自身の住んでいる地域や、出店条件を確認しながら使ってみてください。
オンラインでの買い物が当たり前になってきたからこそ、リアルでコミュニケーションを取りながら販売することで、オンラインのみで物販を行っている人と差別化ができますね。
以上が、物販で使える3つのプラットフォームでした。
では、これらのネット物販を、特に看護師さんが行う場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
物販を事業として行っていた経験から「看護師さんが物販を副業で行う場合のメリット・デメリット」についてお伝えしますね。
看護師が物販を副業で行うメリット
まず看護師さんが副業で物販を行うメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 自宅で空いている時間を使える(夜勤明けがオススメ)
- 1人で出来て人間関係のトラブルが少ない
- 看護師さんならではのケア精神・丁寧さが結果に響く
自宅で空いている時間を使える(夜勤明けがオススメ)
物販の最大のメリットは、自宅でできて、スキマ時間が使いやすいことです。
例えばカウンセリングやコンサルティングなど、対人サービスの場合、当然相手の時間に合わせる必要があります。
その点、物販は早朝でも夜中でも、いつでも対応できます。
仕入れは、お店の営業時間内に行けば良いですし、オンラインショップなら時間は関係ありません。
出品は24時間いつでもできますし、販売も例えばメルカリなら、商品が売れてから1〜2日以内(事前に決める必要あり)に対応すれば問題ありません。
いつでもできる!という意味で、ネット物販はとてもやりやすい副業と言えるでしょう。
1人で出来て人間関係のトラブルが少ない
物販において仕入れ、出品、販売は全て自分1人で行うことができます。
購入者とのやり取りはあるものの、基本的には最低限のメッセージで完結するので、トラブルはほとんどありません。(体感的に、クレームは100件に1件あるかないかくらいです)
Amazonのセラーセントラルを使う場合なら、商品の発送も全てAmazonに任せる事ができますので更に楽ですね。
日々、職場の様々な人間関係で疲れている看護師さんにとって、1人で最小限の対応をすれば良い・・・という環境は、とても魅力なのではないでしょうか。
看護師さんならではのケア精神・丁寧さが結果に響く
例えばメルカリにはSNSのような「フォロー機能」があり、お気に入りの出品者を登録しておく事ができます。
購入者とのやり取りは最小限で済むとお伝えしましたが、ちょっとしたメッセージのやり取りでも、相手に安心感を与える事で、同じ方がリピート購入してくれることがよくあります。
また、購入時の対応や商品の状態について「評価」がされる機能もあるため、逆に対応が悪いと評価が下がり、その後商品が売りづらくなることも考えられます。
購入時のメッセージはもちろん、例えば発送時に丁寧に梱包したり、お礼のお手紙を添える事で出品者のファンになってもらうことも可能です。
そういった意味で、看護師さんが日頃から使っている「ケアの精神」は、物販においても好影響を与えるでしょう。
僕自身、ショップの評価を高める事で、他の出品者よりも高い値段(且つ早く)で商品を売ることが出来ていました。顧客ケアは大事です。
看護師が物販を副業で行うデメリット
では、次にデメリットも見ておきましょう。
看護師さんが、物販を行う際のデメリットは以下のようなものが挙げられます。
そもそも副業のハードルが高い
副業を始める場合は、誰しもが「職場で認められているか?」を確認する必要がありますよね。
特に看護師さんの場合は、働いている病院によって副業禁止になるケースや、そもそもが過酷な労働形態のため、事故防止のために副業が認められない職場もあります。
もし自分の職場で副業が認められていない場合は、どうすれば副業ができるのか?就業規則を確認するか、副業OKの職場へ転職する必要があります。
↓看護師さんの副業については、こちらで詳しく解説しています。
労働時間の確保
ある程度、スキマ時間を使えるのが物販の魅力なのですが、それでも・・・
物販で行う作業は少なくありません。
夜勤明けや、定期の休日が取れるような就業スタイルであれば問題ありませんが、急な対応が必要な病棟勤務、オンコールが必要な施設勤務などの場合は、作業に集中できないこともあります。
どんな副業もそうですが、成果を出すために、毎日30分でも良いので定期的に取り組める時間を確保したいところですね。
過去、看護師さんのクライアントで、あまりにも不規則な就業スタイルから物販を断念される方も正直いらっしゃいました。
↓物販が向いていないと感じたら・・・自分のスキルをビジネスに変える方法を学びましょう。
お金の管理
扱う商品にもよりますが、基本的に物販は「薄利多売」のビジネスモデルです。
数百円〜数千円の商品を、何百点・何千点と販売する事で、まとまった売上と利益を得ます。
そのため、物販を成功させるポイントは、仕入れでも販売でもなく「お金の管理(キャッシュフローの管理)」と言っても過言ではありません。
例えば、利益が10万円の商品を3ヶ月かけて売るより、利益は1,000円でも3日で売れる商品の方がキャッシュフローが良いわけです。
それを理解せずに、利益10万円の商品ばかりを抱えると、最低3ヶ月間はお金が動かせず、商品を抱えたままになりますよね?(さらに、在庫には税金がかかるので余計不利になる)
物販でキャッシュフローが滞るのは致命的であり、絶対に避けなくてはなりません。
つまり、物販は短期間で・いかに限られたお金を回せるか?(不良在庫をつくらないか)が重要なんです。
これは看護師さんに限った事ではないのですが、組織で給料をもらっているサラリーマンは、お金の管理に疎い人が多いです。
特に看護師さんの場合、仕事の中で「販売・お金のやり取り」といった作業に触れることが少ないこともあり、お金の管理に疎くなってしまうこともあります。
ここは超・重要なポイントです!これから物販を副業として始める場合は、まず家計簿の管理など、お金の管理を始めることをオススメします。
↓お金の管理については、こちらでも解説しています。
物販を副業から始めて独立するまでのリアル体験
僕は物販を通じて、お金に関する成功と失敗を両方経験しました。ただ、最終的に「物販をやっておいて良かった!」と思っていますので、その経験を少しお話しします。
副業で会社員の収入を超える!
これは、僕が会社員の頃・・・暗雲の時代の渦中にいた時の話です。
当時、本当に色んなことがあったのですが、そこから脱却するために、僕はまず副業で物販を始めたんですね。
最初は家にある不用品をAmazonで販売してみたのですが、それが1日も経たずに売れたことから、僕の物販生活が始まります。
初月は不用品販売だけで、10万円ほどの売り上げを得る事ができました。(不用品販売は絶対にやった方が良いです)
その後、色んな方から情報を頂き、仲間にもサポートしてもらいながら、あっという間に月の売上が60万円を超えて、実質30万円の収入が得られるようになりました。
そこから数ヶ月間は色々試して、安定した利益が得られることを確認できたので、僕は独立を決意します。
しかし・・・これが、人生どん底とも言える大失敗の始まりでした。
多額の借金を抱える・・・
物販はやり方を覚えると、とても効率の良い仕事です。
独立してから、気づけば週に2日ほど働けば、月に200万円以上の売上(収入で70万〜80万円)を稼げるようになっていました。
しかし、そこで調子に乗った僕は、物販とは関係のない仕事や、怪しい投資に手を出すようになり、あっという間に多額の借金を抱えます。
先ほどもお伝えした通り、物販は「お金の管理が全て」です。
会社員の頃から、まともにお金の管理をしたこともなく、貯金もほとんど出来ない・・・そんなマネーリテラシーの低い僕は、あっという間に稼いだお金を失いました。
ビジネスの基本を理解!!
その後、僕は物販での反省を活かしながら、別の事業へとビジネスを変更していくことになります。
この失敗はとてもツラかったです。
ただ、他の業界へ参入した時に、物販で学んだ「安く買って・高く売る」というビジネスの基本が、色んな場面でものすごく役に立ったんですね。
実は、多くの個人起業家がこの「安く買って・高く売る理論」の本質を理解していません。
本当は価値があるのに、それが見えていなことも多いです。
そういった点で「僕は物販を通じて、ビジネスで大事なことを学んでいたんだ!」と、気づく事ができました。
※ちなみに、この話の詳細は僕のプロフィールでお読み頂くことができます。
物販はビジネスの基本なので、実は本業にも活かせることが沢山あります。
↓副業・起業問わず、ビジネスを成功させるならこれを理解しておいてください。
看護師が副業で物販を始める正しい方法
以上のような僕の経験も踏まえ、最後に「看護師さんが副業で物販を行う場合の、正しい進め方」をお伝えしておきますね。
1.副業の確認
まずは何より、職場で副業がOKかどうか?を確認しましょう。
職場に内緒で副業をしてしまうと、とんでもないペナルティが課されることもありますので、注意が必要です。
ただ、NGだからと言って諦める必要はありません。
本当にやりたい事であれば、環境を変えていく勇気も必要です。
職場に事情を説明して副業の許可を得たり、転職をすることも良い決断と言えるでしょう。
2.お金の管理
何度も言いますが、物販はお金の管理が超・重要です。
まずは家計簿の管理からで良いので、お金の管理に慣れてください。
また副業を行う場合は、本業と副業で口座を分けて、副業で扱うお金はあくまで事業資金として扱うことを徹底してください。
でないと
物販で利益は出ているはずなのに、手元もお金が残らない・・・
ということが、本当によく起きます。
世間的に物販は「月に〇〇百万円売れました!」みたいな、売上額ばかりが注目されがちですが、大事なのは利益であり、手元に入る収入です。
これまで、利益が全然出ておらず、売上と経費ばかりが増えてしまい、キャッシュフローが悪くなっている人を沢山見てきました。
キャッシュフローによっては「黒字倒産(事業は黒字なのに、税金などが支払えずに倒産するケース)」も考えられますので、管理を徹底してくださいね。
3.メルカリで不用品販売から始める
上記を踏まえたで、まずは売ることに慣れましょう。
そのためには、やはりメルカリがオススメです。
例えば
- テレビなどのビジュアル・オーディオ機器
- 使わなくなったパソコン
- 子供のゲームやおもちゃ
- 着なくなった洋服や靴
- その他、とにかく何でも!
家にある不用品は全てメリカリで、販売価格をチェックして下さい。
それだけでも、数十万円ほどの売上(この場合は全て収入になる)が得られると思います。
メルカリで売れるものを調べて、販売することに慣れたら、近くのお店やオンラインショップでリサーチをしてみましょう。
少しずつ販売価格や相場を頭に入れることで、何が売れるか?売れないか?が分かるようになります。
仕入れに慣れてくると、日々の買い物や、旅行に行ったついでに仕入れをする!なんてことも出来るようになりますよ。
まとめ
今回は、看護師さんへのオススメ副業として物販についてお伝えしました。
ポイントをまとめておきます。
- 物販は「安く買って・高く売る」だけ!
- 物販はお金の管理が超・重要!
- まずはメルカリから始めよう!
物販は副業としても、ビジネスの基礎を学ぶ方法としても使えますので、興味があれば今日からチャレンジしてみてくださいね。
↓「私は看護師さんのスキルを活かした副業・起業がしたい!」という場合はこちらへ。
この内容をきっかけに、あなたが物販を通じて収入はもちろん、ご自身のやりたいことにチャレンジできるように願っています!
どうも!スモールビジネス講座の岩下です。