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INTP看護師のキャリア戦略|論理型ナースが自然に輝く働き方

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この記事では、INTPの主機能・補助機能の視点から、「なぜ看護の現場で疲れやすいのか?「どうすれば自分らしく働けるのか?」を、分かりやすく紐解いていきます。

この記事でわかること
  1. INTP看護師の基本像と特性
  2. 主機能Ti/補助機能Neが現場でどう働くか
  3. INTPが抱えやすい悩みと“しんどさの正体”
  4. タイプに合った人間関係のコツ
  5. 日常で使えるセルフコーチング(4Aメソッド)
  6. INTPがムリなく力を発揮するためのヒント

静かなナースステーションで、ふと頭をよぎることはありませんか。

女性看護師さんの写真(困った顔)
看護師さん

「もっと効率の良い方法がある気がする」
「感情的な場面が続くと、どうしても疲れてしまう」
「看護は嫌いじゃないのに、なんとなく“合ってない感”がある」

それは、あなたが「INTP」という希少な論理型タイプである可能性を示しています。

看護の現場は、共感力・感情のやり取り・迅速な業務遂行など、F型(感情型)・SJ型(安定重視)の特性が強く求められがちです。

その中で、思考を深く掘り下げ、仕組みを理解しようとするINTPは、どうしても少数派としての生きづらさを感じやすくなります。

しかし同時に、INTPには

  • 問題の本質を見抜く洞察力
  • 業務改善や仕組み化のアイデア
  • 冷静な分析と判断力

といった、他のタイプにはない強みがあります。

この記事を読み終える頃には「合っていないのではなく、使えていなかっただけ」という実感とともに、INTPらしいキャリアの手がかりが見えてくるはずです。

目次

INTP看護師ってどんな人?ざっくり全体像

Characteristics of INTP Nurses_Revised Version

ここでお伝えするのは「あくまでタイプ別の心の機能から推測される傾向」であり、性格を断定するものではありません。

INTPはMBTIの中でも、論理・分析・アイデア探究型とされるタイプで、医療現場では比較的“少数派”になりやすいと思われます。

MBTIでは、タイプごとに

  • 主機能(メインで使う心のエンジン)
  • 補助機能(主機能の偏りを支えるサブエンジン)

があるとされています。

これはざっくり言えば、

  • 主機能=「その人らしさの中心」
  • 補助機能=「主機能が偏らないようにバランスをとる機能」

というイメージです。

MBTIの「主機能」と「補助機能」を理解する

MBTIは、以下の“心の働き方”で構成されます。

MBTIにおける心の働きかた
  • 思考(T)
  • 感情(F)
  • 感覚(S)
  • 直観(N)

さらに、それぞれが

  • 内向きに働く(I)
  • 外向きに働く(E)

ことによって性質が変わります。

mbti-extraversion-introversion-nurse-explanation.

なので、例えば同じ「思考(T)」でも

  • 内向的思考(Ti)=自分の中で論理を組み立てる
  • 外向的思考(Te)=外の世界へ向けて合理的に指示する

という違いが出てくるわけです。

これらの「主機能」と「補助機能」を知ると、

  • どんな場面で力を発揮しやすいか
  • どんな職場で疲れやすいか
  • ストレスの原因がどこにあるか

が、とても分かりやすくなります。

INTPの主機能Ti/補助機能Neが、看護の現場でどう出るか

INTPの心の機能は次のように整理されます。

  • 主機能:内向的思考(Ti)
  • 補助機能:外向的直観(Ne)
  • 第三機能:内向的感覚(Si)
  • 劣勢機能:外向的感情(Fe)

看護の現場で最も影響するのは、主機能のTiと補助機能のNeです。

▶ 主機能:内向的思考(Ti)

=「頭の中で論理を組み立てずにはいられない」

INTP看護師は、目の前の出来事を“構造として理解したい”という傾向が強いと考えられます。

  • 検査データの推移
  • バイタル変化のパターン
  • 病態と症状の因果関係
  • 業務フローの無駄や非効率

こうした情報を見たとき、頭の中で自然と次のような思考が走りやすいのがTiの特徴です。

「本当はこういう仕組みでは?」
「もっと効率的にできる方法はないかな?」

メリット
  • 状況を冷静に分析できる
  • 表面的ではなく“根本原因”を探ろうとする
  • 感情に振り回されにくい
デメリット(ストレス要因)
  • 「理由が分からない指示」が苦手
  • なんとなくの雰囲気優先のチームに合わない
  • 論理を重視するあまり「冷たい」と誤解されがち

▶ 補助機能:外向的直観(Ne)

=「ひとつの出来事から可能性がどんどん広がる」

Neは、「他のアイデア」「別の選択肢」「似たパターン」を瞬時に見つける機能です。

看護の現場でも、INTPには次のような反応が見られやすいと言えます。

  • 過去の事例と目の前の患者をつなげて考える
  • 業務改善のヒントを思いつく
  • 他部署にも応用できるアイデアを発想する
メリット
  • 新しいアイデアや改善案を出しやすい
  • 経験を「学び」や「仕組み」に変換しやすい
  • ケースを抽象化してパターンとして理解できる
デメリット(ストレス要因)
  • アイデアが多すぎて頭が散らかりやすい
  • 行動前に疲れてしまうことがある
  • 変化が苦手な職場では「余計なことを言う人」に見られる

▶ Ti × Ne がつくる、INTP看護師の“あるある傾向”

この2つの機能が合わさることで、次のような行動傾向が推測されます。

  • 手順通りより「なぜそうするか」の理由を知りたい
  • 日々の出来事を頭の中でケーススタディ化している
  • ルーティンだけの職場だとモチベーションが下がる
  • 感情が強く飛び交う場面で、ひとりだけ“構造”を見てしまう

つまりINTPは、

「感情が強く動く看護の現場で、ロジックと可能性で貢献しようとするタイプ」

と言えます。

↓MBTIの全体像については、こちらの記事を参考にしてください。

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INTPが看護師として“孤独”を感じやすい理由

INTPが現場で孤独感を持ちやすいのには、明確な背景があります。

看護現場はそもそもF型・SJ型が多数派

看護業界では、次のタイプが目に見えて多い傾向があると言われます。

  • F型(感情型):共感・調和・気遣い
  • S型(感覚型):具体・現実的・手順重視
  • J型(判断型):計画・順序・安定志向

一方、INTPは

  • T型(思考):論理・分析
  • N型(直観):抽象・可能性
  • P型(知覚):柔軟・自由度

というスタイルを持ちます。

そのため、看護の現場ではこんなズレが起きやすくなります。

  • 感情優先の会話に馴染めない
  • 「察して」「空気を読んで」に苦手意識
  • 根拠のない慣習にモヤモヤする
  • マニュアルの背景を知りたがりすぎると言われる

「自分って冷たい?」という誤解が生まれやすい

F型が多数派の環境では、

女性看護師さんの写真(笑顔)
F型の看護師さん

「もっと共感してよ」「言い方が冷たいんじゃない?」

と言われる場面があり、INTPは「自分は看護師に向いてないのでは?」と誤解しやすいのですが、実際には“冷たい”のではなく、Tiが先に動くだけ。

これはINTPだからこその“認知スタイル”であり、看護の世界でも確かな価値があります。

INTP看護師が持つ強み

INTP看護師の強みは、一般的な“看護師らしさ”とは少し違うかもしれません。

しかしそれこそが、現場で非常に価値のある独自性と言えます。

MBTIの機能(主機能Ti/補助機能Ne)を踏まえると、INTP看護師には以下のような強みが“出やすい”と推測できます。

① 表面的でなく「構造」を見抜く力

INTPは、状況を“点”ではなく“構造”として捉えます。

  • データの変化パターン
  • 病態の流れ
  • ケアのプロセス
  • 現場の仕組みの穴

などを見たとき、「これはどういう構造で起きてる?」 と抽象化するのが自然なクセです。

これは看護現場では極めて重要な能力で、

  • 変化の早期発見
  • トラブル防止
  • 業務改善のヒント
  • 不必要な作業の削減

などに直結します。

特に、根本原因をロジックで探し当てる力は、他タイプが苦手とするポイントです。

② 淡々とした落ち着き(=感情に飲まれにくい)

INTPは、感情よりも“事実・仕組み・理由”を先に見るため、プレッシャーの場面でも比較的冷静さを保ちやすいタイプです。

  • バタバタした場面でも焦らない
  • 感情的になっている相手にも巻き込まれにくい
  • 状況を客観的に整理して判断できる

という強みが、医療現場ではとても役立ちます。

もちろん「冷静=冷たい」ではありません。

INTPは“論理的に助ける”スタイルなので、混乱した状況で最も頼りになることが多いタイプです。

③ ケースを抽象化し、学びに変換するのが上手い

TiとNeの組み合わせを持つINTPには、「目の前の一例」を「別のケース」や「仕組み」に発展させる能力
があります。

例えば、

  • 特定の患者の観察ポイント → 他の疾患にも応用
  • 1つの失敗 → 業務フロー全体の改善
  • 今日の出来事 → 看護学生や後輩への教育材料

というふうに、個別を普遍化して活かすのが得意です。

これは教育担当者・プリセプター・チーム改善の役割で重宝されます。

④ 新しいアイデアや改善案が出やすい

補助機能Neが強いINTPは、

  • 「これってこうもできるよね?」
  • 「この方法、もっと効率化できそう」
  • 「他部署にも応用できないかな」

といった“改善のひらめき”が自然に湧いてきます。

看護現場は慣習が多い職業ですが、
INTPの視点は“仕組みをより良くする”源泉になります。

特に、

  • マニュアル改善
  • 業務効率化
  • システム化
  • 研究・症例検討
  • 新人教育の方法設計

など、成長を促す役割で一気に力を発揮します。

⑤ 他人の意見に流されず、自分の頭で考えられる

INTPは外圧に弱いタイプではありません。

むしろ、

  • 周囲の感情
  • 多数派の雰囲気
  • 無言の同調圧力

に流されることが少ないタイプです。

これは、看護・医療において非常に重要な資質です。

  • エビデンスベースで判断する
  • “正しいこと”を冷静に主張できる
  • 根拠のない慣習に疑問を持てる

という姿勢は、チームの安全・質向上に大きく貢献します。

⑥ 1人で静かに深く考えることができる

INTPは、励ましや共感でパワーを得るタイプではなく、「静かに考える時間」がエネルギー源です。

そのため、

  • アセスメント
  • 記録の振り返り
  • ケースの整理
  • 課題の本質分析

など、頭を使う作業で非常に高い集中力を発揮します。

INTP看護師の強みは“ロジック × アイデア”のハイブリッド

ここまでの内容をまとめると、INTP看護師の強みは以下に集約されます。

INTPの強み
  • 冷静な分析力(Ti)
  • 可能性を見つける発想力(Ne)
  • 個別事例を仕組み化する能力
  • 感情的な状況でも落ち着いて判断できる力
  • 改善・効率化のセンス

現場では少数派に感じるかもしれませんが、INTPが持つこの“論理と発想のハイブリッド”は、看護の世界において非常に価値の高い能力です。

INTP看護師がつまずきやすいポイント

INTPの特性(主機能Ti × 補助機能Ne)はとても価値があります。

しかし同時に、看護という「感情・連携・規律」が重視される職場では摩擦が起きやすいのも事実です。

INTPの特性が分かったところで、続いてはMBTIの特性から推測される“つまずきやすいパターン”を整理していきます。

① 「理由のない指示」に強いストレスを感じる

INTP(Ti)は、行動より“理解”が先に立つタイプです。

そのため、看護現場でよくある

  • 「とりあえずやっといて」
  • 「そういう決まりだから」
  • 「前からこれでやってるから」

といった “理由が曖昧な指示” に最もストレスを感じやすいタイプです。

よくあるつまずき

  • 理由を知りたくて質問 →「細かい」「空気が読めない」と誤解される
  • 説明のない指示でエネルギーを失う
  • 正しさより“感情や上下関係”で決まる文化に息苦しさを抱く

しかしこれは性格の問題ではなく、Tiの「理解してから動きたい」という特性による自然な反応です。

② 感情の圧に飲まれやすく、疲れやすい

看護現場は「感情のエネルギー」が強い場所です。

  • 患者・家族の感情
  • 同僚・上司の感情
  • 感情で動く文化
  • 表情や言葉で気を遣うコミュニケーション

F型が多い職場では、つい「冷たい」「そっけない」「愛想がない」などの印象を持たれやすいタイプでもあります。

つまずきの原因

INTPは劣勢機能が 外向的感情(Fe) のため、

  • “感情の衝撃”を強く受けやすい
  • 相手の機嫌を読むのが苦手
  • 感情ベースの指摘に弱い
  • 感情的な場面からの回復に時間がかかる

という傾向が推測されます。

そのため、勤務後に「どっと疲れる」「異様に消耗する」ことが起きやすいのです。

③ ひとつのミスを“構造レベルで反省”してしまい落ち込みが長い

INTPは、Tiによって物事を深く構造分析するタイプ。

それは強みでもありますが、ミスをしたときには逆に

  • なぜ起きた?
  • どこに原因が?
  • 自分の認知のバイアスは?
  • システムの問題?
  • 自分の行動選択は妥当だった?

必要以上に深く自己分析してしまうことがあります。

F型の人は「切り替えよう」で済むところを、INTPは“論理モデル”で自分を責めてしまうことがあるわけです。

結果として

  • 小さなミスなのに回復が遅い
  • 「もう二度と失敗したくない」と緊張が高まる
  • 必要以上に慎重になって動けなくなる

という心理的負荷が蓄積しやすくなります。

④ 業務ルーティン・変化のない日々にモチベーションが急降下

INTP(Ne)は発想・改善・変化を好むタイプです。

そのため、

  • 同じことの繰り返し
  • 変化の少ないルーティン
  • 完全マニュアル運用
  • 自由度の少ない環境

はエネルギーを奪います。

よくあるパターン
  • 1年目は頑張れるが2〜3年目で急にモチベが下がる
  • 役割や学びが増えないと離職を考え始める
  • “改善案が出てしまうのに何も変えられない環境”に強いストレス

変化や学びがない状況は、INTPにとって“燃料切れ”につながりやすいと言えます。

⑤ 人の反応を読み違え、「意図せず距離を取られる」

INTPのコミュニケーションは、論理 → 事実 → 要点が中心です。

しかし、看護現場は

  • 共感
  • 情緒
  • “気持ちの汲み取り”
  • あいさつや声かけ

が非常に重視される場です。

そのため、悪気がなくても「冷たく感じる」「淡泊すぎる」「怖い」「話しかけづらい」と受け取られてしまうことがあります。

でも実際のINTP本人は・・・

  • 人に悪意はない
  • むしろ誠実で丁寧に関わりたい
  • 不器用なだけ
  • 失礼なつもりは一切ない

というケースが大半です。

⑥ 多忙な現場では“思考の時間”が確保できずしんどい

INTPにとって、「落ち着いて考える時間」は生命線です。

しかし、病棟や外来などの忙しい現場では、

  • 次々押し寄せるタスク
  • 電話・ナースコール
  • 緊急対応
  • 突発的な業務変更

などによって、思考の連続性がバンッと途切れる場面が多くなります。

これがINTPには強いストレスとなるかもしれません。

⑦ チームの空気に合わせるために無理をして疲れ切る

INTPの劣勢機能「Fe」は、

  • 人の表情
  • 空気の変化
  • 期待や圧
  • 無言の同調圧力

にうまく対応できません。

そのため、“無理に合わせようとする”ことで疲弊してしまうケースがとても多いタイプと言えます。

INTPは「看護の世界で誤解されやすいが、本来は強みが大きいタイプ」

INTP看護師のつまずきは、

  • 感情の圧
  • 曖昧な指示
  • 同調圧力
  • ルーティンの多さ
  • 思考する時間の欠如

など、職場の構造とミスマッチを起こしやすい部分に集中しています。

しかしこれは「向いていない」ということではありません。

むしろ、INTPの特性は

  • 教育
  • 改善
  • 仕組みづくり
  • 分析
  • ケーススタディ
  • 論理的判断が必要な場面

では非常に重宝されます。

“しんどさ”は性格の問題ではなく、環境との相性の問題であることが多い

この視点を持つだけで、自己否定がグッと減っていきます。

INTPの「しんどさ」は、適切な自己理解と“思考の整理の仕方”を身につけるだけで大きく軽減できます。

もしあなたが「もっとラクに働きたい」「自分のペースで成長したい」と感じているなら、下記のnoteが役に立つはずです。

感情に振り回されない生き方

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タイプ別/人間関係のコツ(INTP編)

INTPは、「論理 × 探究」 を軸にした貢献が得意なタイプです。

一方、看護の現場は「感情 × 安全 × チームワーク」 が強く求められるため、関係性の作り方にコツが必要です。

ここでは、MBTIの傾向から推測される「タイプ別の人間関係のポイント」をまとめます。

① 上司がSJ型(ISTJ・ESTJ)の場合の付き合い方

SJ型上司は、現場で多数派のタイプであり、「ルール」「手順」「安全」「前例」 を何より大切にします。

INTP(Ti-Ne)は“仕組みや改善”を優先するため、どれだけ正論でも「現場感がない」「急に理屈を言ってくる」「空気読んでほしい」と受け取られることがあります。

INTPが誤解されやすいポイント

  • 正しい分析でも、手順無視の提案に見える
  • 理由を求めると「批判」だと誤解される
  • 効率重視の提案が“安全軽視”と思われる

ここを理解しておくとラクになります。

上司への提案は「順番」が命

SJ型に提案するときのコツは、

結論 → メリット(安全・効率) → 理由 → 補足

の順番で話すことです。

INTPは本来「理由 → 仮説 → 結論」と説明しがちなので、これだと上司は受け取りにくくなります。

伝え方テンプレ

「現場の安全性が上がりそうな案があるのですが、お時間よろしいですか?」

「この方法だと〇〇のリスクが減り、業務のムダも少なくなると思っています。」

「理由は3つありまして……」

※「安全」「ムダの削減」「再現性」のワードを先に出すと通りやすい

② 同僚がF型(感情型)の場合のコミュニケーション

F型の同僚は、気持ち・空気・関係性 をとても大事にします。

一方でINTPは、事実・論理・最適解 を自然に優先します。

そのため、意図せず“正論パンチ”が出てしまいがちです。

INTPがよくあるNG例

  • 「それは非効率じゃない?」
  • 「なんでそうするの?」
  • 「いや、事実はこうだから」

これらは、正しいのに“責められた”と感じさせてしまうことがあります。

効果抜群の「ワンクッション共感」

F型と話すときに、最初の一言だけ“気持ち”に触れるだけで世界が変わります。

使えるテンプレフレーズ

「それは大変だったね」
「気持ち分かるよ」
「負担が大きかったよね」
「まず状況だけ確認させてほしい」

たった一言で、
“敵ではない”と伝えられ、話がスムーズに進みます。

その後に論理の話をしても、ほとんど摩擦が起きません。

③ 患者さん・家族との距離感の取り方

INTPは、感情の波に長時間つき合うと消耗しやすいタイプです。

だからこそ、F型のように“完璧な寄り添い”を目指す必要はありません。

むしろ、INTPの強みである質問力 → 相手の価値観を引き出すという関わり方が、過剰な消耗を防ぎつつ信頼を築けます。

感情に過度に巻き込まれない距離感のコツ

  • 無理に「共感しよう」としない
  • 感情の中に答えを探さず、“事実”と“価値観”に焦点を当てる
  • 役割としての寄り添いに徹する
  • 長時間の情緒的会話は先に「時間の枠」を決めると楽

INTPがラクにできる関わり方

INTPは、本人が気づいていない“価値観の中心”を見つけるのが得意です。

そのため、以下のような質問が相性抜群です。

使える質問テンプレ

「一番大事にしたいことは何ですか?」
「どの選択が“あなたらしい”と感じますか?」
「不安の原因をひとつだけ挙げるなら、どれですか?」
「どうなると“安心に近づいた”と言えそうですか?」

これは「感情の共感 → F型の得意領域」ではなく「価値観の整理 → INTPのTi-Neの得意領域」なので、自然体でできます。

INTPは「正論で嫌われる」のではなく、伝え方のクセで誤解されるだけ

  • SJ型上司には「安全・再現性 → 理由」の順で伝える
  • F型同僚には「一言だけ気持ちへの共感」を添える
  • 患者さんには「感情の海に入らず、価値観を質問で引き出す」

これだけで、INTPの人間関係ストレスの8割は減ります。

INTPは本来、「分析・改善・仕組み化」でチームに大きく貢献できるタイプ。

伝え方を少し変えるだけで、その強みが自然と評価されるようになります。

よくある質問

「そもそも看護師に向いてないんじゃ?」と思ってしまいます

向いていないのではなく、“向いている領域が明確に分かれやすいタイプ”です。

感情的な人が多い職場で、居場所がないと感じます

INTPは「感情そのもの」よりも、“感情に引っ張られる空気” が苦手です。これは
“あなたに問題がある”のではなく、単なる環境特性の違い です。

研究や勉強が好き。でも“意識高い系”と思われそうで怖い

これは“あなたの興味の方向性が少数派”というだけの構造的なズレです。むしろ看護現場では「学習できる人材」は貴重。適切な伝え方さえ工夫すれば、“理論と実践をつなぐ人” として歓迎されやすくなります。

INTP看護師がラクになるためのセルフコーチング

INTPは「感情に巻き込まれる」のではなく、“情報過多+感情の波”という二重負荷 によって疲れやすいタイプです。

ここでは、4Aメソッド(気づく→ゆるす→軸をそろえる→行動する)をINTP向けに最適化したセルフコーチングとして紹介します。

Step1「気づく」── 自分の“エネルギーの漏れポイント”を知る

INTPは身体感覚より“頭の疲労”が先に出やすいタイプです。

まずは、どこで一番エネルギーが漏れているか を可視化します。

書き出しワーク

以下のどれが一番疲れやすいか、1日を振り返って書き出してみてください。

  • 感情的な話し合い
  • 複数の患者・家族との長時間コミュニケーション -「なぜ?」が分からない指示ルーティンの繰り返し
  • 雑談の多さ
  • 予定外の変更
  • 判断基準が曖昧な場面

書き出すだけで、「感情に弱いのではなく、情報処理コストが高いだけ」と理解でき、負担が軽くなります。

↓MBTIが「生まれ持った傾向」だとすると、エゴグラムは「今の状態」をチェックできます。

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Step2「ゆるす」── “感情が苦手な自分”を責めない

INTPがよく抱える誤解:

  • 「共感ベタ=看護師失格なのでは?」
  • 「感情に寄り添えない自分は冷たい」

これは不正確です。

INTPの思いやりは、共感の深さ ではなく仕組み・改善・安全性の担保という別軸で発揮されます。

言い換えると「未来のミスや負担を減らす=最高レベルの思いやり」なのです。

「自分は自分のやり方で貢献できる」と認めるだけで、心のスペースが広がります。

Step3「軸をそろえる」── INTPならではの“貢献の形”を決める

ここで、「INTPの強み × 看護現場」を照らし合わせ、自分の貢献スタイル を言語化します。

例:INTPの自然な貢献

  • 仕組み改善・業務効率化
  • データやケースの整理
  • 冷静なアセスメント
  • 新人への構造的な説明
  • 技術・理論の深掘り
  • 他職種連携のパターン分析

INTPは“ひとりひとり深く寄り添う”より“チーム全体を安全に動かす仕組みをつくる”ほうがマッチしやすいタイプです。

ミニワーク

① 自分が得意な「考える方向性」は?
② 看護のどの場面でその力が生きる?
③ その力が発揮される働き方は?

この3つを書き出すだけで、働き方の軸がブレなくなります。

Step4「行動する」── 2分でできる“INTP向けアクション”例

分析だけで終わらせないために、
「小さく・即行動」 を習慣化します。

今日からできる2分アクション
  • 日報に1行「明日改善したいこと」を書く
  • 疑問に思った1つだけ、エビデンスを調べる
  • 分析メモ(スマホ)を作り、気づきを随時記録
  • 仕組み改善案は「箇条書き3つ」で上司に提案
  • 気力がない日は「まず1件だけ終わらせる」

行動量は少なくてOK。

“継続して頭の整理をすること” が大事です。

まとめ|INTP看護師として“自分の脳の使い方”を選び直す

INTPは、「感情に弱いタイプ」ではありません。

正しくは、

“感情の海の中で、ロジックを武器にして働く少数派”

です。

INTPの強み

  • 分析
  • 改善
  • 構造理解
  • 新しい発想
  • ケースのパターン化

INTPのつまずき

  • 感情の波に巻き込まれる
  • ルーティン負荷
  • 行動フェーズの腰の重さ
  • 「説明が長い」「正論」と誤解される

大切なのは、自分が最も輝けるフィールドと、自分に合ったペースを選び直すこと。

その選択が、自分にも周囲にも優しい働き方につながります。

是非、ご自身の特性を理解し、実際の現場で活用してくださいね!

「もう、感情に振り回されたくない」

感情に振り回されない

不安、焦り、イライラ、自己否定…そんな感情から解放される方法を詳しく解説しています。

ABOUT US
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トモさん/岩下 知史
エグゼクティブコーチとして2,000時間以上のセッションを実施し、企業向け研修講師として1,000人以上をサポートしてきました。 才能診断と、思い込みを手放すコーチング、個人起業のマーケティング支援を行っています。

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