スモール起業は興味を持ち、即行動で起業できた話

きっかけはヤフオク出品

私がはじめたスモールビジネスは〝ヤフーオークション〟でした。
彼女がバッグを落札したのを目にして、
「あれ、ネットでの売買はとても楽しい世界なんだ」
と知ったことが起業のきっかけです。
買うだけでなく、個人でも出品できるシステムは画期的でした。
今まで、インターネットをやったこともなかったのですが、知らなかったからこそ、インターネットで誰にでも簡単にできる売買に、強い関心を持ったわけです。
「インターネットは現代の産業革命だ」と知り、ネットを活かしたビジネスで、なにか事業ができるのではないかと思ったのです。
私のなかで、興味がわいて、ネット売買は飽きることがなかったのです。
ヤフーオークションの仕組みを知ろうと、今度は出品側になってみようと考えました。
当時、私はパソコンを持っていなかったので、彼女が持っているパソコンを使わせもらうことにしました。
パソコンはネットにつながる環境にあったので、ないのはデジカメだけです。
すぐにデジカメを買いに近所のホームセンターに行きました。
デジカメも詳しくなかったので、写真さえ撮れればいいと思い、ワゴンセールで安売りしていた、1万円のデジカメを1台だけ買ってきました。
そして、そのデジカメで服の写真を撮ってヤフーオークションに出品してみようと思ったのですが、ここで「もしかしたら、デジカメもヤフオクで買ったほうが安かったのではないか」ということに気づいたのです。
早速、ネットで調べてみるとなんと購入したデジカメと同じ機種のものが、5千円も高い1万5千円で出品されているではありませんか。
そこで、試しに1万円で買ったデジカメを出品してみたところ、なんとあっさり、1万5000円で落札されてしまったのです。

ネットなら簡単に早く売れる

「こんな簡単にものが売れるのか」——それが当時、営業マンをしていて、売り込みに苦労していた私からすると、マジックでも見せられているような心境だったのです。
デジカメが売れると、私は「よし、もっと売ろう」と思うと同時に、行動していました。
別の日に、家電量販店に戻り、ワゴンセールのデジタルカメラを2個購入し、またオークションに出品したのです。
これもすぐて落札されたので、また家電量販店に走りました。
今度は、3台のデジタルカメラを買い、これまた出品するとすぐ売れてしまいました。
最後は、ワゴンに残っていたデジカメを全部買って出品しました。
結局、台のデジカメが、わずか数日の間に売れてしまい、10万円の利益を手にしたのです。
「オークションって面白い!」
と実感したのはこのときが最初です。
これがスタートでした。

試行錯誤で成長し続けていけばいい

それからは、なにが売れるのだろうか?
どういう商品が多く出品されているのか、また価格はどのように設定されているのか、という具合に儲けるためにはなにをすればいいのかという疑問が、次々から次へと湧き出してきたのです。
断片的な浮かんだ疑問が一つひとつわかってきて、ひとつのつながりとしてわかると、ビジネスモデルがはっきりと見えてきます。
それがとても大事なことで、ビジネスモデルの仕組みが理解できれば、いろいろな事業にも展開できるし、新しいビジネスモデルのアイデアを加えることもできるのです。
興味や関心を寄せるだけではなく、もっと積極的に関心を掘り下げていく。
こうした姿勢を持つことが、必ずスモール起業のヒントになります。